ロッシに再びペナルティ。フェラーリ296 GT3、テスト参戦の予定なしetc.【スパ24時間 予選後Topics】

 7月28日から31日にかけて、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで“世界三大耐久レース”のひとつである『トタルエナジーズ・スパ24時間』が開催されている。今大会にまつわる各種情報を、決勝レースに向けたトップ20グリッドとポールポジションを決定する“スーパーポール”が行われた金曜のパドックからお届けする。

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 スパ・フランコルシャンのトラックでスーパーポールが実施された7月29日(金)、同サーキットでSROの年次プレスカンファレンスが開かれ、2023年のIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ、同アメリカンシリーズのレーススケジュールが発表された。

マセラティがスポーツカーレースに復帰へ『MC20 GT2』でのカスタマープログラムを発表

 マセラティは7月26日、SROモータースポーツ・グループのGT2カテゴリーにおけるスポーツカーレースへの復帰を発表し、同ブランドの最新ロードモデルである『マセラティMC20』をベースとしたGT2マシンを2023年に投入することを明らかにした。

 ニューマシンである『マセラティMC20 GT2』は来年、カスタマー・レーシング・プログラムのもとで、ファナテック・GT2ヨーロピアン・シリーズのグリッドに参加する予定だ。

SRO代表ステファン・ラテルインタビュー:GTWCアジア復活、鈴鹿10時間や日本メーカーについて聞く

 7月15〜17日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第2ラウンド。このレースから、GTワールドチャレンジ・アジアは『ジャパンカップ』というシリーズ内でのカップ戦がスタートしたが、その開幕となる鈴鹿に、SROモータースポーツ・グループ代表のステファン・ラテルが来日した。2019年以来ひさびさに日本のサーキットに姿をみせたが、GTワールドチャレンジ・アジアの現状、そしてカスタマーレーシングカーであるGT3/GT4への日本メーカーの関与、また鈴鹿10時間の復活などを聞いた。