“AoP”導入で次世代LMP2は「すべてのブランドが勝てるように」とACO。席巻中のオレカも反対はせず

 ACOフランス西部自動車クラブ会長のピエール・フィヨンによると、2025年から次世代のLMP2マシンを管理するために使用される“アジャストメント・オブ・パフォーマンス(AoP)”のプロセスは、すべてのコンストラクターに「同じ勝利のチャンス」を与えるように設計されているという。

 ACOとFIAは現在市場を席巻しているオレカに加え、リジェ、ダラーラ、マルチマチックの各LMP2モデルのパフォーマンスをモニターするため、次世代のLMP2レギュレーションでは最大で年2回のAoP変更を実施すると、2022年のル・マンで発表した。