初日トップのルクレール「タイヤをうまく機能させられれば雨でもアドバンテージを維持できる」フェラーリ/F1第13戦

 2022年F1ハンガリーGPの金曜、フェラーリのシャルル・ルクレールはフリー走行1=3番手/2=1番手、カルロス・サインツはフリー走行1=1番手/2=3番手だった。フェラーリは両セッションを制し、FP2最速のルクレールは、2番手ランド・ノリス(マクラーレン)に0.217秒の差をつけた。

■シャルル・ルクレール(スクーデリア・フェラーリ)
フリー走行1=3番手(1分19秒039:ソフトタイヤ/26周)/2=1番手(1分18秒445:ソフトタイヤ/27周)

フェラーリ、新世代GT3カー『296 GT3』を公開。すべてを刷新し幅広いドライバー、レースに対応

 7月29日、トタルエナジーズ・スパ24時間の開催に合わせ、フェラーリは2020年から開発を続けて来た新世代GT3カー『296 GT3』を公開した。これまで多くの結果を残してきた488 GT3の栄光を受け継ぐ車両で、296 GTBをベースに、カスタマーレーシングカーとして多くの開発が進められた。デビューは2023年のデイトナ24時間とされている。

【全ドライバー独自採点/F1第12戦】“ドライバー・オブ・ザ・ウイーク”のサインツ。ミスなく速さを発揮した角田裕毅

 長年F1を取材しているベテランジャーナリスト、ルイス・バスコンセロス氏が、全20人のドライバーのグランプリウイークエンドの戦いを詳細にチェック、独自の視点でそれぞれを10段階で評価する。今回はフランスGPでの戦いぶりを振り返る。

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■評価 10/10:芸術的なオーバーテイクを見せたサインツと、チームメイトより圧倒的に速かったハミルトン

 この週末のカルロス・サインツ(フェラーリ)は、ドライバー・オブ・ザ・デーにふさわしいドライバーであり、“ドライバー・オブ・ザ・ウイークエンド”と呼ぶべきパフォーマンスを見せた。常にシャルル・ルクレールよりも速く、ユーズドタイヤでのQ2タイムは、タイヤのデグラデーションを考慮すれば、この週末のベストラップといっていい。

F1技術解説:第12戦(1)フェラーリのルクレールはなぜミスを犯したのか

 2022年F1第12戦フランスGPで各チームが走らせたマシンを、F1i.comの技術分野を担当するニコラス・カルペンティエルが観察し、印象に残った点などについて解説。今回は、フェラーリとライバルであるレッドブルのアップデートをチェックしつつ、フェラーリのシャルル・ルクレールがトップ走行中になぜミスを犯したのかを分析する。

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 シャルル・ルクレールが、またもリタイアを喫した。スペイン、アゼルバイジャンと同様、もし完走できていたら、はたして勝てていただろうか。バルセロナとバクーではエンジンに裏切られたルクレールだったが、今回は自らのミスがリタイアを引き起こした。

クラッシュのルクレールを批判から守るフェラーリF1代表「タイトル争いは終わっていない。残りを全勝する気持ちで戦う」

 フェラーリF1チーム代表のマッティア・ビノットは、フランスGP決勝の2時間後にひとりで報道陣に向き合った。フェラーリは通常、レース結果にかかわらず、レース後の会見にドライバーも同席させるので、これは珍しいことだった。今回、ビノットには伝えたい強いメッセージがあり、また、シャルル・ルクレールやカルロス・サインツが質問攻めにされる事態を避けたいという思いもあったのだろう。

【ニューモデル情報】オープントップバージョンの新型フェラーリ 830馬力フェラーリ296 GTSワールドプレミア 全ての情報をお届け!

発表直後、AUTO BILD SPORTSCARSは新型フェラーリ296 GTSのシートに初めて座ることを許された。830馬力の新型プラグインスポーツカーの全情報:これが車だ、これができる、これがコストだ! 「GTS」と […]

【SNS特集】F1フランスGP:31年前のフランス人跳ね馬コンビ。ルクレールの悲痛な「NOOOOOOO!!」

 ようやくマシンのアップグレードを持ち込み、今シーズン3度目の予選Q3進出を果たしたアルファタウリF1の角田裕毅だったが、オープニングラップでアルピーヌF1のエステバン・オコンに追突され最後尾まで後退。2連勝に向けトップ快走中だったフェラーリF1シャルル・ルクレールは自らのミスでコースオフ、レースを失った……。南仏ル・キャステレの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。

2022年F1第12戦フランスGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第12戦フランスGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、セルジオ・ペレス(レッドブル)、カルロス・サインツ(フェラーリ)だ。