最終ラップ接触バトルは“ペナルティ”決着に。レッドブル・ホールデンの王者が破竹の連勝劇/RSC第7戦

 7月8~10日にクイーンズランド州タウンスヴィルで争われた2022年RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第7戦のスーパースプリントは、土曜初戦でレッドブル・アンポル・レーシングの王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(トリプルエイト・レースエンジニアリング/ホールデン・コモドアZB)がポール・トゥ・ウインを達成。

 続く日曜は波乱続発の展開となり、最終ラップの最終コーナーで王者に接触スピンを招いたアントン・デ・パスカーレ(ディック・ジョンソン・レーシング/フォード・マスタング)にペナルティ裁定が下り、再びチャンピオンが勝利を手にする結果に。SVGはこの連勝劇により、選手権リードをさらに拡大している。

名物インディゴ戦の週末はDJRマスタングが1-2達成、ウォーターズとモスタートも勝利/RSC第6戦

 2022年RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第6戦として、6月17~19日にヒドゥン・バレー・レースウェイにて争われた『ダーウィン・トリプルクラウン』は、名門ディック・ジョンソン・レーシング(DJR)のシェルVパワー・フォード・マスタングが土曜を制圧。ポールシッターの僚友を打ち負かしたアントン・デ・パスカーレ(フォード・マスタング)がレース1を制覇し、DJRがワン・ツー・フィニッシュを達成した。

 続く日曜レース2はキャメロン・ウォーターズ(ティックフォード・レーシング/フォード・マスタング)が、最終ヒートのレース3はチャズ・モスタート(ウォーキンショー・アンドレッティ・ユナイテッド/ホールデン・コモドアZB)がそれぞれ制し、ダーウィンの週末はフォード勢が3戦2勝を挙げている。