【動画】角田裕毅とペレスが整氷車を駆る。世界で最も速いドライバーによる世界で最も遅いレース

 2022年F1第9戦カナダGPの開幕に先駆けて、モントリオールでタイムアタック対決に挑んだ角田裕毅(アルファタウリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)。しかし、ふたりに与えられたのは『世界一遅い車両』だった。

「世界で最も遅いクルマは?」と聞かれると、答えるのは案外難しいかもしれない。しかし、アイスホッケーを愛するカナダの人々ならすぐに「それは整氷車だ」と言うだろう。

【動画】ペレスの術中にハマるフェルスタッペン。レッドブルF1のふたりが『YES or NOゲーム』に挑戦

 レッドブルF1のマックス・フェルスタッペンとセルジオ・ペレスがチームの公式YouTubeに登場し、シンプルな会話ゲームで対決したふたりは、熾烈な争いを繰り広げた。

 今回フェルスタッペンとペレスが挑戦するのは『YES or NOゲーム』だ。相手の質問に『Yes』と『No』を使わずに答えるという単純なルールの遊びだが、これが意外と奥が深い。

【渡辺康治HRC社長インタビュー後編】2025年末までのサポートに関する契約は今後締結へ「ある程度活動を続けられる」

 ホンダの首脳陣が、2022年F1第11戦オーストリアGPが開催されたレッドブルリンクを訪れた。その目的は、レッドブルへの表敬訪問だ。レッドブルリンクを訪れたメンバーのひとりであるHRCの渡辺康治社長は、ホンダの将来について様々な噂が流れてはいるものの、すぐにF1に復帰するという議論はしていないと認めた。だがレッドブルへのサポートを終え、完全にF1から離れることになった後も、F1の技術的な面には注目していきたいと語った。

クラッシュしたペレスを咎めるレッドブルF1ボス「あそこでは仕掛けるなと言っておいたのに」

 レッドブルのモータースポーツコンサルタント、ヘルムート・マルコは、F1オーストリアGP決勝1周目にセルジオ・ペレスが試みたオーバーテイクを批判した。ペレスはターン4アウト側からジョージ・ラッセル(メルセデス)を抜こうとして接触、最終的にリタイアすることとなった。

 ラッセルは、この接触の責任があると判断されて、5秒のタイムペナルティを受けた。しかしラッセルはそのペナルティを消化した上で、最終的に4位でフィニッシュすることができた。一方のペレスは、5番グリッドからスタートしながら、接触によってグラベルに飛び出し、ピットストップを行って最後尾に後退。マシンにダメージがあり、最終的にはチームはペレスをリタイアさせることを決めた。

【SNS特集】F1オーストリアGP:フェルスタッペン流「風対策」大躍進のミック・シューマッハー

 カルロス・サインツの初優勝で幕を閉じたF1イギリスGPから2週連続開催となったオーストリアGP。今季2回目となる土曜のスプリントはレッドブルF1マックス・フェルスタッペンが制したが、決勝はこれまでずっと不運続きだったフェラーリF1シャルル・ルクレールが第3戦オーストラリアGP以来、8戦ぶりの優勝を果たした。レッドブルリンクでの週末をドライバー、関係者のSNSで振り返る。

2022年F1第11戦オーストリアGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)

 2022年F1第11戦オーストリアGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、エステバン・オコン(アルピーヌ)だ。

レッドブル&HRC密着:予想以上のデグラデーションにフェルスタッペンも困惑「抜かれてからはついていけなかった」

 F1第11戦オーストリアGPをポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、フェラーリのシャルル・ルクレールに逆転負けを喫した。レッドブルがレースで逆転されたのは、コース上に落ちていたデブリを拾ってマシンにダメージを負った前戦イギリスGPを除いて、今シーズン初めてだった。

 なぜ、フェルスタッペンはルクレールにレースペースで完敗したのか。実際にコース上でルクレールにオーバーテイクを許したフェルスタッペンは、こう説明する。

ペレス、アクシデントでリタイア「ラッセルほどのドライバーが接触を引き起こしたことに驚いている」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGP決勝で、レッドブルのセルジオ・ペレスは、1周目のアクシデントの影響で、24周リタイアという結果に終わった。

 ジョージ・ラッセル(メルセデス)とポジションを争うなかで接触が起き、ペレスはグラベルに飛び出した。すぐにピットストップを行って最後尾でレースに復帰。しかし最終的にピットに戻り、リタイアとなった。このアクシデントによりラッセルには5秒のタイムペナルティが科された。

【F1第11戦オーストリアGP決勝】ルクレール フェルスタッペンとの激戦を制す フェラーリ2戦連続勝利 追い上げ開始

ルクレールがフェルスタッペンとの激戦を制し、久々に優勝。マックス フェルスタッペンへの追い上げを開始した。ミック シューマッハがドライバー オブ ザ デイに。 シャルル ルクレールは、レッドブルのホームレースであるオース […]

フェルスタッペン2位「なぜこれほどタイヤに苦労したのか不可解。フェラーリと戦う速さもなかった」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGP決勝で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは2位を獲得した。

 1番グリッドからスタート、レース序盤をリードするが、12周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれた翌周に、トップグループでは最初にピットイン。フェラーリ勢のタイヤ交換によって28周目に首位に立った後、32周目に再びルクレールに抜かれ、36周目に2度目のタイヤ交換を行った。フェラーリ2台のピットインで51周目に首位に繰り上がったが、53周目にルクレールにオーバーテイクされ、2番手に。背後を走るカルロス・サインツ(フェラーリ)がトラブルでストップしたことによりバーチャル・セーフティカーが導入され、58周目にルクレールと同時にピットイン。レース終盤、同じタイヤの条件で優勝争いをするなか、ルクレールにはスロットルのトラブルが発生するが、フェルスタッペンは追い切れず、1.532秒差の2位となった。