「編集をやめた本棚」なぜ作った? 紀伊國屋・新宿のリニューアルに込めた書店員の想い

東京都選定歴史的建造物にも指定されている東京・新宿にある紀伊國屋ビルディング内にある、紀伊國屋書店・新宿本店。 2019年から進められてきた耐震補強工事に伴う内装のリニューアルによって誕生した「あるコーナー」が、インターネット上で話題を呼んでいる。 2022年4月に他のフロアに先んじてリニューアルが完了した2…

紀伊國屋が問い直す書店の役割。「編集をやめた本棚」に込められた想い

東京都選定歴史的建造物にも指定されている東京・新宿にある紀伊國屋ビルディング内にある、紀伊國屋書店・新宿本店。 2019年から進められてきた耐震補強工事に伴う内装のリニューアルによって誕生した「あるコーナー」が、インターネット上で話題を呼んでいる。 2022年4月に他のフロアに先んじてリニューアルが完了した2…

日本の書店はもはや「本が売れない」以前の理由で閉店するところが急増しているらしい

桐咲 朋実 @jt8BScQAAanRO44 昔の個人営業の書店は一軒屋が多かった。あまり売れてなささそうな店でも、店主さん?が一人で店番をして続いていた。 今の書店は、だいたいショッピングモールの一店舗だったり、ビルに入っていたり。きっと家賃とか管理費で売り上げが少ないと赤字になってしまうのだろうと思う。 twitter….

神保町「三省堂書店 本店」一時閉店で知るさらなる嘆きと、第二章へ

東京葛飾生まれ。江戸っ子ぽいとよく言われますが、新潟と茨城のハーフです。 好きなものは犬と酸っぱいもの全般。そこらへんの人にすぐに話しかけてしまう癖がある。上野・浅草が庭。(動画インタビュー) 前の記事:蒲田なら、会社帰りに銭湯5軒まわれる > 個人サイト twitter 最終日の営業は20時まで 神保町は大学が…

「どこかにいる20人のために」街の文化をつくる書店ON READINGの15年

愛知の名古屋にある「ON READING」は、ギャラリー「ON READING GALLERY」や出版レーベル「ELVIS PRESS」も運営するなど、幅広く活動する本屋さん。店主である黒田義隆さん・黒田杏子さんのお話からは、街の本屋の役割が見えてきました。 こんにちは、ライターの友光だんごです。みなさんは普段、どんなところで本を買っ…

小さな本屋『蟹ブックス』を東京・高円寺で開店します

こんにちは。花田菜々子です。 これまで約20年、書店員という形でさまざまな本屋を渡り歩いてきました。 2022年2月にそれまで店長として勤めていたHMV&BOOKS HIBIYA COTTAGEが閉店することになり、これからどうしようと考えていましたが、やはり本屋をやりたい、それも既存の本屋に再就職するのではなく自分の手で本屋を…

アメリカ全土で「独立系書店」が増えている理由 パンデミックがもたらした想定外の展開 | ここ数年で300店舗以上も開店

独立系書店が「300店舗以上もオープンしている」 この2〜3年間ほどで、アメリカ全土で独立系書店の数が増えている。約2年前、独立系書店の未来は、暗いようにみえた。フラッと書店に入る行為も朗読会もパンデミックで制限された。書店の生き残りはかなり難しいように思われた。 実際、米国国勢調査局のデータによると、2…

「どの棚においたらいいのかわからない本は売れない?」出版社の営業部や書店、実際にこの問題に直面した作家さんたちの声

北烏山編集室 @kkyeditors 出版社に入って思い知ったこと。それは「棚の重要性」である。棚というのは本屋さんの棚のこと。つまり、ある本を刊行したときに、その本がどの場所に置かれることになるか、それが明確でないといけないというのである。だから、単行本企画を営業部が落とすときの決まり文句は「棚がない」だ。…