琢磨はQ1敗退【順位結果】インディカー第14戦ナッシュビル予選総合

 ナッシュビルで開催されているNTTインディカー・シリーズ第14戦ビッグマシン・ミュージックシティGP。6日に予選が行われスコット・マクラフラン(チーム・ペンスキー)が開幕戦以来のポールポジションを獲得。

マクラーレンF1のシートに関して静観姿勢のオワード。パロウの加入には戸惑いを隠せず

 アレックス・パロウの加入やアルピーヌF1に所属するオスカー・ピアストリとの契約の噂など、様々な憶測が飛び交うマクラーレンF1のシートの行方に関して、所属ドライバーのパト・オワードは「気にしていない」と静観する姿勢を示した。

3年ぶりの勝利を挙げたロッシ。新天地のマクラーレンで再びチャンピオン候補となるか?

 アレクサンダー・ロッシといえば、記念すべき第100回インディ500のウイナーだ。あの奇跡的な優勝は彼のデビューイヤーに記録された。

 ロッシはデビュー2シーズン目に歴史ある難コースのワトキンス・グレンでブッチギリの優勝を飾った。そして、あくる2018年にはロングビーチ、ミド・オハイオ、ポコノで優勝。チャンピオンになるのは時間の問題と見えていた。v

名実ともに“ブラジルで最も成功した外国人”に。TGRカローラのロッシが2勝目を記録/SCB第7戦

 7月30~31日の週末に、ブラジルが誇るサンパウロの国際F1トラック、アウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ(インテルラゴス)で争われたSCBストックカー・ブラジル“プロシリーズ”第7戦は、TOYOTA GAZOO Racingブラジルのマティアス・ロッシ(A.マティス・フォーゲル/トヨタ・カローラ)が、アルゼンチン出身者として最多のシリーズ2勝目を挙げ、名実ともに“SCBでもっとも成功した外国人”の称号を得ることに。

 続くレース2は、フェラーリのファクトリードライバーとしてスパ24時間に参戦するダニエル・セラの代役として、同じく国際経験豊富なフェリペ・フラガ(ユーロファーマRC/シボレー・クルーズ)が招聘され、SCB史上最年少チャンピオン獲得記録を持つ実力派が、スポット参戦で涙の勝利を手にしている。

日産自動車/NMC、12月4日に『ニスモフェスティバル2022』を3年ぶりに開催へ

 8月5日、日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、毎年12月に開催されてきたファン感謝イベント『ニスモフェスティバル2022』を12月4日(日)に静岡県の富士スピードウェイで開催すると発表した。2019年以来3年ぶりの開催となる。

ルーキー衝撃ポール獲得の土曜も、豪雨と“カオス”の日曜も、王者SVGが3連勝達成/RSC第8戦

 7月29~31日に“ザ・ベンド”ことベンド・モータースポーツパークで争われた2022年RSCレプコ・スーパーカー・チャンピオンシップ第8戦『OTRスーパースプリント』は、ワイルドカード参戦の新鋭ザック・ベスト(ティックフォード/フォード・マスタング)が、土曜予選シュートアウトで衝撃のポールポジションを奪取して開幕。しかし弱冠20歳のルーキーに立ちはだかったのはレッドブル・アンポル・レーシングの王者“SVG”ことシェーン-ヴァン・ギズバーゲン(トリプルエイト・レース・エンジニアリング/ホールデン・コモドアZB)で、若手有望株とのバトルに際し「失うものが何もない相手との勝負は最高だった」と余裕の完勝劇をみせた。

 豪雨に見舞われた日曜はグリッドストールでの大事故で赤旗中断となり、最終ヒートも雨量によりセーフティカー(SC)先導スタートの“カオス”な展開のなか、すべてのレースを制したSVGが3連勝を決め、見事に週末ハットトリックを達成。この結果、今季がファクトリー活動最終年となるホールデン陣営が、早くもマニュファクチャラーズタイトルを獲得している。

予選最速男と現役王者、ヒルとサットンが勝利。有望株ジョージ・ギャンブルも初優勝/BTCC第6戦

 7月30~31日にノックヒルでシーズン折り返しの第6戦を迎えたBTCCイギリス・ツーリングカー選手権は、予選ポールポジションを獲得したジェイク・ヒル(MBモータースポーツ・パワード・バイ・ロキット/BMW 330e Mスポーツ)が、オープニングで王者アシュリー・サットン(NAPAレーシングUK/フォード・フォーカスST)との攻防を制して今季2勝目をマーク。しかし続くヒートではチャンピオンが意地を見せ、サットンが今季移籍モーターベース・パフォーマンスでの初勝利を記録してみせた。

 また最終ヒートのレース3では、リバースポールの優位を活かした若手有望株ジョージ・ギャンブル(カーゴッツ・ウィズ・シシリー・モータースポーツ/BMW 330e Mスポーツ)が“ライト・トゥ・フラッグ”でのキャリア初優勝を手にしている。

苦しい予選から一転。9位入賞で初ポイントをつかんだJuju「これでやっと一歩前に進めた」/Wシリーズ通信第5戦

 Wシリーズ第5戦の土曜日の朝、Wシリーズの選手と関係者を乗せてホテルを出発するバスのなかに、Jujuの姿はなかった。

 金曜日の予選で原因不明のマシン不調に再び見舞われ、満足なアタックが行えずに終えたハンガロリンクでの予選。コクピットを降りたJujuは、悔し涙を流していた。開幕当初から訴えていた問題がまったくと言っていいほど解決されない状況に対する不満が我慢の限界に達したからだった。

その実力は本物。タイラー・レディックがロードコース連勝でカップ通算2勝目/NASCAR第22戦

 7月30~31日に“聖地”インディアナポリスで開催された2022年NASCARカップシリーズ第22戦『ベライゾン200・アット・ザ・ブリックヤード』は、今季第18戦のロードアメリカでシリーズ初優勝を遂げたばかりのタイラー・レディック(リチャード・チルドレス・レーシング/シボレー・カマロ)が、ロス・チャスティン(トラックハウス・レーシングチーム/シボレー・カマロ)との激しい“オーバータイム・バトル”を生き延び今季2勝目を獲得。新たな“ロードコースの覇者”に名乗りを上げた。

 全長2.439マイル(約3.925m)、14のターンを有するインディアナポリス・モータースピードウェイ(IMS)ロードコースが舞台となった週末は、土曜走り始めのプラクティスでオースティン・シンドリック(チーム・ペンスキー/フォード・マスタング)が最速を記録する。しかし予選では、そのシンドリックに並んで平均99マイル台に乗せてきたレディックがセッションの最終盤で逆転を決め、昨季のサーキット・オブ・ジ・アメリカズ(COTA)に続くキャリア2度目のポールポジションを手にした。

【順位結果&ダイジェスト】2021/2022年フォーミュラE第13戦&第14戦ロンドンE-Prix

 7月30~31日、2021/2022年ABB FIAフォーミュラE世界選手権“シーズン8”の第13戦、第14戦となるロンドンE-Prixがイギリス・ロンドンで開催され、第13戦はジェイク・デニス(アバランチ・アンドレッティ・フォーミュラE)、第14戦はルーカス・ディ・グラッシ(ロキット・ベンチュリ・レーシング)が優勝を飾った。