三宅一生さん 84歳=世界的デザイナー (毎日新聞)

機能と美しさを兼ね備えた革新的な衣服を次々と世に送り出し、国内外のファッションに大きな影響を与えた世界的デザイナーで文化勲章受章者の三宅一生(みやけ・いっせい、本名・三宅一生=みやけ・かずなる)さんが5日、肝細胞がんのため死去した。84歳。葬儀は近親者で営んだ。 広島県生まれ。多摩美……

「核廃絶、先導役に」 長崎原爆77年、平和式典 (毎日新聞)

米軍が長崎市に原爆を投下して77年の9日、同市の平和公園で平和祈念式典が開かれた。ロシアがウクライナを侵攻し核兵器の使用も示唆している状況を受け、田上富久市長は平和宣言で「核兵器をなくすことが未来を守るための唯一の現実的な道だ」と訴えた。首相就任後に初めて参列した岸田文雄首相は国が……

自分たちで作ったおにぎり食べ…プールで小学生ら16人“嘔吐”など体調不良 食中毒か 千葉 (日本テレビ)

9日午後、千葉県山武市のプールで小学生ら16人が嘔吐するなど体調不良を訴えました。 警察や消防によりますと、9日午後4時ごろ、千葉県山武市の蓮沼ウォーターガーデンで、「小学生10人くらいが嘔吐している」と通報がありました。 小学生ら16人が嘔吐するなど体調不良を訴えて、そのうち14人が病院に……

長崎原爆の日 77回目 首相あいさつ(全文) (毎日新聞)

77年前の今日、1発の原子爆弾が長崎の街を一瞬にして破壊し尽くし、7万ともいわれる人々の命を、未来を、そして人生を奪いました。全てが焼き尽くされ、街でも、川でも、数限りない人々がたおれました。惨状の中でなんとか一命をとりとめた方々も長く健康被害に苦しまれてきました。内閣総理大臣として……

長崎原爆の日 77回目 国連事務総長あいさつ(全文) (毎日新聞)

長崎の皆様に、メッセージをお送りすることができ、大変光栄に思います。 4年前の今日、私はこの神聖な地を訪問する機会に恵まれました。 たった一つの大量破壊兵器によって引き起こされた完全な破壊に、慄然(りつぜん)としました。そしてこの惨劇は決して繰り返してはならないとあらためて痛感いた……

長崎原爆の日 77回目 長崎平和宣言(全文) (毎日新聞)

核兵器廃絶を目指す原水爆禁止世界大会が初めて長崎で開かれたのは1956年。このまちに15万人もの死傷者を出した原子爆弾の投下から11年後のことです。 被爆者の渡辺千恵子さんが会場に入ると、カメラマンたちが一斉にフラッシュを焚(た)きました。学徒動員先の工場で16歳の時に被爆し、崩れ落ちた鉄……

長崎原爆の日 77回目 平和への誓い(全文) (毎日新聞)

まず初めに、ウクライナでの多くの犠牲者に心から追悼の意を表します。容赦ない無差別攻撃は、77年前の無実の長崎市民が体験した原爆投下と重なります。断じて許せません。 今年2月24日、ウクライナに鳴り響く空襲警報のサイレンは、あのピカドンの恐怖そのものでした。77年前の8月9日の晴れた日に、長……

中井久夫さん 88歳=精神科医 (毎日新聞)

「阪神」被災者ケア 精神科医として阪神大震災の被災者の精神的なケアに尽力し、味わい深いエッセーで文筆家としても活躍した神戸大名誉教授の中井久夫(なかい・ひさお)さんが8日、肺炎のため死去した。88歳。葬儀は近親者で営む。喪主は長男伸一(しんいち)さん。 京都大医学部を卒業後、名古屋市……