超高速オーバルはホンダのアルドゥソが制覇。トヨタ、ルノーと3ブランドが表彰台に/STC2000第7戦

「南米最速、最高峰のFFツーリングカー選手権」ことスーパーTC2000(STC2000)の第7戦が、7月23~24日にサンタフェ州ラファエラに位置する超高速トラックで争われた。

 恒例の土曜スプリントこそ新生アクシオンエナジー・スポーツSTC2000のエース、リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が制したものの、僚友マティアス・ミラ(ルノー・フルーエンスGT)がポール発進を決めた日曜ファイナルでは、前戦スプリントで自身約1年ぶりの勝利を挙げたプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのファクンド・アルドゥソ(ホンダ・シビックSTC2000)が逆転勝利。

 2位にはTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)が、3位には弱冠17歳のイグナシオ・モンテネグロ(ルノー・フルーエンスGT)が続き、ホンダ、トヨタ、ルノーがポディウムを分ける結果となった。

ホンダの元王者が約1年ぶりに土曜スプリント勝利、日曜はシボレーが制覇/STC2000第6戦

 アルゼンチンが誇る「南米最速、最高峰のFFツーリングカー選手権」ことスーパーTC2000(STC2000)の第6戦が、コルドバ州アルタグラシアの名物トラック、アウトドローモ・オスカー・カバレンで開催され、土曜スプリントでリバースポールを得たプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのファクンド・アルドゥソ(ホンダ・シビックSTC2000)が、自身約1年ぶりの復活勝利。続く日曜決勝は、前日予選でポールポジションを獲得したシボレーYPFチームのベルナルド・ラヴァー(シボレーYPFクルーズ)が、得意のトラックで“ライト・トゥ・フラッグ”での勝利を決めている。

 7月2~3日の週末に開催された新生『TC2000(ツーリスモ・コンペティション)』の同イベントも、引き続き旧TC2000との併催戦としてタイムテーブルが組まれると、土曜プラクティスから前年度覇者のラヴァーが最速タイムをマーク。30kgのバラストを搭載したマシンを手懐け、46回目のイベント開催を迎えた同サーキットとの相性の良さを見せつけた。

ホンダのベテランが土曜スプリントで5年ぶり勝利。日曜はルノーが今季2勝目/STC2000第5戦

 6月11~12日の週末に、アルゼンチン・サンティアゴに位置する同国が誇る国際トラック、テルマス・デ・リオ・オンドを舞台に争われたスーパーTC2000(STC2000)第5戦は、リバースグリッドの土曜スプリントでプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのベテラン、ファビアン・シャナントゥオーニ(ホンダ・シビックSTC2000)が、2017年以来約5年ぶりとなる勝利を収めた。

 一方、40分+1ラップの通常フォーマットで争われた日曜決勝は、予選でトップ3独占を成し遂げていた新生アクシオンエナジー・スポーツ・STC2000のエース、リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が今季2勝目をマークし、2位にシボレーYPFチームの王者アグスティン・カナピノ(シボレーYPFクルーズ)、3位にマティアス・ミラ(ルノー・フルーエンスGT)が続く結果となった。