パロウは来季どこへ? チップ・ガナッシが2023年インディカー・シリーズ契約発表も本人が否定

 7月12日、NTTインディカー・シリーズに参戦するチップ・ガナッシ・レーシングは、2021年チャンピオンであるアレックス・パロウが2023年まで契約を延長するオプションを行使し、来季もチームに残留すると発表したが、わずか3時間ほど後に、マクラーレンF1のテストドライバー就任が発表され、本人は自身のTwitter(@AlexPalou)でチップ・ガナッシとの契約延長を否定する異常事態となっている。

FIA、元F1レースディレクター、マイケル・マシの退職を発表。タイトルの行方を左右した“ヒューマンエラー”で物議

 FIAは7月12日、昨年まで3年にわたってF1レースディレクターを務めたマイケル・マシがFIAを退職したことを発表した。2021年最終戦アブダビGPでマシがレギュレーションに反する采配をしたことが、ドライバーズ選手権の結果に大きく影響、FIAは調査の結果、誤りが起きたことを認め、今年、マシをF1レースディレクターのポジションから外していた。

【F1インタビュー】フェラーリの速さを認めるも「レッドブルもしっかり力を出し切った」と山本氏。次戦フランスは“山場”

 2022年F1第11戦オーストリアGPの決勝レースでは、前日のスプリントを制してトップからスタートしたマックス・フェルスタッペンがシャルル・ルクレールに3度のオーバーテイクを許し、優勝を逃した。フェルスタッペンは予想以上のタイヤのデグラデーションに苦しみ、レースペースも不足していたという。

 現場を訪れた元ホンダの山本雅史氏も「今日はフェラーリの方が速かった」と認めたが、レッドブルも力を出し切ったと振り返る。また2台ともに入賞を逃す結果に終わったアルファタウリについても、次戦フランスGPでの巻き返しに期待したいと語った。

コルトン・ハータがポルトガルでマクラーレンのテストに参加。F1マシンを初ドライブ

 アンドレッティ・オートスポートからNTTインディカー・シリーズに参戦しているコルトン・ハータは、マクラーレンF1チームのテストに参加してMCL35Mをドライブした。

 F1の新しい競技規則『Testing of Previous Cars(TPC)』のもとで、チームは1年落ちのマシンを使用してテストを行うことができる。22歳のハータが参加した今回のテストは、ポルトガルのアウトドローモ・インテルナシオナル・ド・アルガルベで行われた。

FIA、ポーパシング軽減に向けた新規定の導入をF1ベルギーGPまで延期へ

 FIAは、F1のグラウンドエフェクトマシンのポーパシングとバウンシングに関する監督方針の導入を、ベルギーGPまで延期することに合意した。

 FIAはモントリオールとシルバーストンで発行された2通の技術指令書に基づき、マシンのバウンシングとボトミングを制限させるために考案された垂直方向のバウンシング測定基準値をフランスGPで導入する予定だった。また、マシンのフロアの柔軟性を取り締まることも計画されていたが、金曜日にシュピールベルクで行われたF1コミッションの会議を受けて、厳格な監視と規制はF1のサマーブレイク後まで延期されることになった。

インフレなどの影響を受け、F1は予算上限の引き上げに合意。物価スライド制の取り入れを9チームが支持

 フォーミュラワン・マネジメント(FOM)、FIA、F1チームは、インフレによる圧力を抑えるために、今年の1億4000万ドル(約192億円)の予算制限をわずかに引き上げることで合意した。

 今年、予算制限額は2021年の1億4500万ドル(約200億円)から1億4000万ドル(約192億円)に減額されたが、今シーズンは急激なインフレにエネルギーコストや運賃の上昇、および世界的なサプライチェーンの問題によって、すべてのチームに大きな財政負担がかかっている。F1のトップチームは皆、世界的なインフレの圧力のために今年の1億4000万ドル(約192億円)の予算上限を超えずにいることはほぼ不可能だと予告した。