アストンマーティンF1チームは、F1ハンガリーGP後の8月2日と3日、ハンガロリンクにおいて2023年用ピレリタイヤの開発テストを行った。初日はレギュラードライバーのランス・ストロール、2日目にはリザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグが今季型AMR22のステアリングを握った。
メルセデスF1のハミルトンがNFLチームに投資。デンバー・ブロンコスのオーナーグループに加わる
メルセデスF1チームのルイス・ハミルトンが、NFL(ナショナル・フットボール・リーグ)のチーム、デンバー・ブロンコスの新オーナーグループの一員になったことがわかった。
新たにデンバー・ブロンコスのオーナーとなる投資家組織を率いるのは、77歳の富豪でアメリカの小売りチェーン大手ウォルマートの創業家のロブ・ウォルトン。デンバー・ブロンコスを長く所有していたパット・ボウレンが2019年に亡くなり、今年6月、ウォルトンらはチームを46億5000万ドル(約6238億円)で買収することで合意した。スポーツフランチャイズとしては史上最高の取引額であり、この契約はNFLによって承認を受けることになる。
アルファタウリF1、ベルギーFP1でローソンを起用へ。若手ドライバー支援規則の一環で
アルファタウリ代表のフランツ・トストが、次戦ベルギーGPの金曜フリープラクティス1で、レッドブルジュニアドライバーのリアム・ローソンを走らせる予定であると明かした。
F1は、F1昇格を目指すドライバーたちにF1マシンで走行する機会を与えるための規定として、金曜プラクティスでの走行について以下のように定めている。
「選手権期間中、各競技者は、選手権にエントリーされた各車両で1回、キャリアのなかで選手権のレースに3回以上出場していないドライバーを起用しなければならない」
ハース代表、マグヌッセンへのオレンジボール旗に異義「フロントウイングは安全な状態だった」/F1第13戦
ハースF1チームのチーム代表であるギュンター・シュタイナーは、F1第13戦ハンガリーGPでスチュワードがオレンジボール旗をケビン・マグヌッセンに出したことに異議を唱え、その行為を「誤り」だとしている。
マグヌッセンは、レースのオープニングラップでマクラーレンのダニエル・リカルドと接触し、フロントウイングを損傷したことから、ピットストップを命じるオレンジボール旗を出された。しかし左エンドプレートの歪みは別として、フロントウイングは完全な状態だったとシュタイナーは断言した。
フェルスタッペンが称えたストラテジスト、ハンナ・シュミッツ「戦略面で刺激的なレースだった」10番手から優勝を達成
F1第13戦ハンガリーGPで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは10番グリッドから優勝を勝ち取った。レース後、勝利をつかむ上で戦略が大きな役割を果たしたとクリスチャン・ホーナー代表は述べ、フェルスタッペンはプリンシパル・ストラテジー・エンジニアであるハンナ・シュミッツを称えた。シュミッツは、ハンガリーGP決勝はストラテジストにとって非常にエキサイティングなレースだったと語っている。
ウイリアムズF1、10月のアメリカGPで育成ドライバーのサージェントをFP1に起用。ラティフィのマシンをドライブ
ウイリアムズ・ドライバー・アカデミーのメンバーであるローガン・サージェントは、今年10月にF1デビューを飾る予定だ。母国アメリカのテキサス州オースティンで開催されるアメリカGPで、金曜のフリー走行1回目を担当するのだ。サージェントはニコラス・ラティフィのFW44でFP1セッションを担当し、サーキット・オブ・ジ・アメリカズでのウイリアムズの準備に力を貸すことになる。
今年のFIA F2選手権にカーリンから参戦しているサージェントは今年2度の優勝を果たしており、現在はドライバーズランキングでフェリペ・ドルゴヴィッチ(MPモータースポーツ)とテオ・プルシェール(ARTグランプリ)についで3位につけている。
アレクサンダー・アルボン、2023年以降もウイリアムズF1に残留。複数年契約を締結
8月3日、ウイリアムズ・レーシングは、アレクサンダー・アルボンと複数年契約を締結し、2023年以降もアルボンがチームにとどまることを発表した。
アルボンは2019年にトロロッソ(現在のアルファタウリ)からF1にデビューし、その年のサマーブレイク明けにピエール・ガスリーと入れ替わる形でレッドブルに昇格。F1デビューイヤーをドライバーズランキング8位で終えた。
【SNS特集】F1ハンガリーGP:F1公式もお気に入りの角田語録。「もう一度勝利を目指す」41歳になったアロンソ
セバスチャン・ベッテルの今季限りでのF1引退のビッグニュースから幕を開けたハンガリーGPは、ジョージ・ラッセルがキャリア初のポールポジションを獲得し、話題をさらった。しかし、終わってみれば予選10番手に沈んだレッドブルF1マックス・フェルスタッペンが大逆転優勝でポイントリードをさらに拡大。サマーブレイク前の最後の1戦となったブダペストの週末をドライバーや関係者のSNSで振り返る。
アストンマーティンF1は「勝てる組織を作る過程にいる」と代表。アロンソの加入に大きな期待
アストンマーティンのチーム代表を務めるマイク・クラックは、フェルナンド・アロンソの豊富な経験を活かし、チームの進歩を“加速させる”つもりだと語った。
アルピーヌで2シーズンを過ごしたアロンソは、2023年からアストンマーティンで新たな冒険に乗り出す。富豪のチームオーナーであるローレンス・ストロールは、チームを今後数年で世界チャンピオンの地位につけることを決意している。オーナーの指揮の下で今もあらゆることを証明すべき段階にあるチームに乗り換え、忠誠を誓うというアロンソの真の動機は不明だが、アストンマーティンはチームを前進させる重要な人材を手にしたと確信している。
フェラーリのタイヤ戦略を活かして表彰台を獲得するも「シャルルに同情する」とラッセル/F1第13戦
メルセデスのジョージ・ラッセルは、ライバルのシャルル・ルクレール(フェラーリ)へ同情の念を示した。F1第13戦ハンガリーGPではフェラーリのタイヤ戦略が失敗したことで、ルクレールの努力が報われることはなかったのだ。
ハンガリーGPのレース序盤、ラッセルは先頭集団でルクレールと戦っていたが、中盤の時点でルクレールがトップに立った。ルクレールと、10番グリッドから順位を上げてきた最大のライバルであるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)による決戦の可能性が示された。