2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースが行われ、アストンマーティンのランス・ストロールは11位でを終えた。
2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(2)
2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝レースで優勝〜5位のドライバーが日曜日を振り返った。優勝〜5位のドライバーはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)、ジョージ・ラッセル(メルセデス)、カルロス・サインツ(フェラーリ)、セルジオ・ペレス(レッドブル)だ。
2022年F1第13戦ハンガリーGP決勝トップ10ドライバーコメント(1)
2022年F1第13戦ハンガリーGPの決勝レースで6位~10位に入賞したドライバーたちが日曜日を振り返った。6位~10位のドライバーはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、ランド・ノリス(マクラーレン)、フェルナンド・アロンソ(アルピーヌ)、エステバン・オコン(アルピーヌ)、セバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)だ。
アストンマーティンF1、2023年シーズンからのフェルナンド・アロンソ加入を正式発表。契約は複数年
F1世界選手権に参戦するアストンマーティン・アラムコ・コグニザントF1チームは8月1日、2023年よりフェルナンド・アロンソと複数年契約を結びチームに加入することを発表した。
7月28日に電撃的にF1引退を発表したセバスチャン・ベッテルの後任ドライバーが注目を集めるなか、アストンマーティンF1は早くもアロンソとの「複数年契約」を結び、来季2023年シーズンよりチームに加入することを明らかにした。
ベッテル10位、チームオーダーでオコンを追うも僅差で届かず「あとひとつコーナーがあれば…」/F1第13戦
2022年F1ハンガリーGP決勝で、アストンマーティンのセバスチャン・ベッテルは10位を獲得した。チームは終盤、ベッテルとチームメイトのランス・ストロールのポジションを入れ替えており、これについてチーム代表マイク・クラックは次のように説明した。
「ランスに(エステバン・)オコンを追いかけるように指示したが、残り数周の時点で、(後ろの)セバスチャンの方がミディアムタイヤでペースが良かったので、2台を入れ替えた。セバスチャンが9位に上がれなければ、ポジションを戻すつもりだったが、彼はラインを越える時点でオコンの0.143秒後ろの位置であり、安全にポジションを入れ替えることができない状況だった」
アロンソ8位「ハードでの1ストップを機能させてダブル入賞を達成した」アルピーヌ/F1第13戦決勝
2022年F1ハンガリーGP決勝で、アルピーヌのフェルナンド・アロンソは8位、エステバン・オコンは9位だった。
■フェルナンド・アロンソ(BWTアルピーヌF1チーム)
決勝=8位
6番グリッド/タイヤ:ミディアム→ハード
難しいレースを強いられたが、ダブルポイントフィニッシュで終えることができて満足だ。ひどく混み合っていた1周目のターン1では、何とか他車との接触は避けたものの、いくつか順位を下げてしまった。その後は自分たちのレースペースの維持に専念した。ハードタイヤでのワンストップ戦略を機能させたかったからだ。
ノリス7位「満足の結果。上位チームを相手にやれることをすべてやった」マクラーレン/F1第13戦決勝
2022年F1ハンガリーGP決勝で、マクラーレンのランド・ノリスは7位を獲得した。
■ランド・ノリス(マクラーレンF1チーム)
決勝=7位
4番グリッド/タイヤ:ソフト→ミディアム→ハード
7位でハッピーだよ。予選の成績が良かったから、もう少し上を目指していたのは確かだけど、今日は速いマシンを抑え込めるほどのペースがなかった。予選で並外れたいい仕事をしたとも言えるわけで、僕としてはそのことに満足している。
サインツ4位「今日は単純に遅かった。そういう時は戦略をうまく組み立てるのが難しい」フェラーリ/F1第13戦
2022年F1ハンガリーGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは2番グリッドから4位を獲得した。第一スティントでは2番手を走行するが、1回目のピットストップでチームメイトのシャルル・ルクレール(フェラーリ)の後ろに下がり、3番手に。第2スティントを延ばして最後にソフトタイヤに交換、終盤にルイス・ハミルトン(メルセデス)に抜かれて4位となった。
■カルロス・サインツ(スクーデリア・フェラーリ)
決勝=4位
2番グリッド/タイヤ:ミディアム→ミディアム→ソフト
初ポールのラッセルは3位でメルセデスW表彰台「終盤タイヤに苦しんだ。後半戦では優勝を狙う」/F1第13戦
2022年F1ハンガリーGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位表彰台を獲得した。自身初のポールポジションからレース序盤をリード。上位勢の1回目のピットストップが終わった時点で再びトップに立った。しかし31周目にシャルル・ルクレール(フェラーリ)に抜かれて2番手に。レース終盤にはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)に続く2番手を走行していたが、65周目にチームメイトのルイス・ハミルトンにパスされて3番手となった。
レッドブル&HRC密着:戦略に柔軟性を持たせるべく、ソフトでのスタートを選択。フェルスタッペンも変更を全面的に支持
F1第13戦ハンガリーGPのレースで、レッドブルとフェラーリの明暗を分けた最大のポイントは、2回目のピットストップ時に履いたタイヤがレッドブルがミディアムで、フェラーリがハードだったことだ。
当初、レッドブルも今回のレースでハードを使用することを考えていた。なぜなら、前日の予選でレッドブルのふたりは11番手と10番手に終わっていたため、ハードを装着してスティントを長くしたかったからだ。ハンガロリンクはオーバーテイクが難しいため、コース上ではなく、ピットストップ戦略でポジションを上げようとしていた。