ハッカー集団「アノニマス」がロシアから「分析に数年かかるレベルの膨大なデータ」を盗み出している

2022年2月にロシアによるウクライナ侵攻が始まってから、アノニマスはロシアに対してサイバー戦争を仕掛けています。これまでの約半年間で、アノニマスは軍関係者や官公庁などを対象に2500以上のサイトにハッキングを行い、一部のデータはネットに流出。データのすべてを分析するには数年かかると見積もられています。 I…

防衛省が手本にした米セキュリティー基準の「SP800-171」、気になる5つの疑問

防衛省は2023年度から適用する新たなサイバーセキュリティーの基準「防衛産業サイバーセキュリティ基準」の策定に際し、米国政府が採用するセキュリティーのガイドライン「NIST SP800-171」を参考にした。このSP800-171は防衛産業だけでなく、あらゆる日本企業にとって今後重要性が増していくとみられるが、一般企業にと…

Google Playストアに見つかった悪質なAndroidアプリ30超、ただちに確認を

Doctor Webは7月26日(現地時間)、「Dr.Web — Doctor Web’s June 2022 review of virus activity on mobile devices」において、Google Playストアでのマルウェア活動状況を伝えた。同社の調査によって、Google Playストアで悪意のあるAndroidアプリが30以上も発見された。 Dr.Web — Doctor Web’s June 2022 review of vi…

防衛省の新セキュリティー基準、「一般企業こそ注目すべきだ」と専門家が勧めるわけ

「最新の脅威に対処するサイバーセキュリティー対策の指針を、防衛省が遅ればせながら取り入れた。情報を守りながらビジネスの展開速度を高めたい企業は注目すべきだ」――。自衛隊出身で日本のサイバーセキュリティーの第一人者であるサイバーディフェンス研究所の名和利男専務理事はこう強調する。 その新たな指針が、防…

TikTokの問題を世間にどう伝えるかを指示した広報用内部資料が流出したとの報道

TikTokや親会社のByteDanceがユーザーから情報を収集している点がアメリカで取り沙汰されるなど、各国がTikTokに向ける懸念は日々強まりつつあります。そのような状況の中、TikTokが作成した「懐疑の目をかわし、どのように情報を伝えるべきか」をまとめた内部資料を、Gizmodoが独自に入手したと報じています。 Inside T…

新しい脆弱性がCVEで開示されると攻撃準備として15分以内にスキャンされ数時間以内に実際の悪用が試みられる

一般的に情報セキュリティの脆弱(ぜいじゃく)性が公開される際には、内容識別のために全世界共通の番号「CVE ID」が各脆弱性ごとに割り当てられます。こうして公開された脆弱性について、ハッカーは少なくとも15分以内にスキャンを行い、パッチ未適用のエンドポイントを探し出していることが調査により明らかになりまし…