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 ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSを運営するSROモータースポーツ・グループは、TOYOTA GAZOO Racingがシリーズのオフィシャルパートナーとなり、トヨタGRスープラのセーフティカーを提供すると発表した。

 2022年は5月20〜22日に第1ラウンドがマレーシアのセパン・サーキットで行われ、その後は7月15〜17日の鈴鹿を皮切りに富士、SUGO、岡山と4レースを日本で開催するGTワールドチャレンジ・アジア。今季、すでに行われたセパンでの第1戦から最終戦のインドネシアまでの6レースで、TOYOTA GAZOO Racingが提供するGRスープラがセーフティカーを務めることになった。

 シリーズのゼネラルマネージャーを務めるベンジャミン・フラナソビッキは「今年は日本にフォーカスをあてたシリーズとなるため、率先してエントリーを決めてくれた伝説的な日本の自動車産業における象徴とも言える名前を迎えられることはとても大切な意味がある」とコメントした。

「そこに当てはまるクルマとしてGRスープラほどの存在はないだろうし、伝統に裏打ちされたパフォーマンス値を誇る。セパンでの評判も高かっただけに、GRスープラが今後5つのイベントで活躍する姿を見られることも楽しみでならない」

 また、TOYOTA GAZOO Racingの佐藤恒治プレジデントは「SROモータースポーツグループと提携できることを大変うれしく思っています。ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSは、アジアにおけるカスタマーモータースポーツの発展に大きく貢献してきました」と語った。

「TOYOTA GAZOO Racingも『モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり』を目指し続けながら、カスタマーモータースポーツの発展に積極的に貢献したいと考えており、このような素晴らしいシリーズの支援とレースの安全な運営に貢献できることを大変感謝しています」

GTワールドチャレンジ・アジア第1戦セパン レース1スタート
GTワールドチャレンジ・アジア第1戦セパン レース1スタート