スーパー耐久第3戦SUGOのエントリーリストが発表。ST-2クラス不参加ながら計49台が参戦

　7月1日、ＥＮＥＯＳスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankookを運営するスーパー耐久機構（STO）は、7月9～10日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催されるシリーズ第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』のエントリーリストを発表した。台数調整によりST-2クラスが不参加ながらも、計49台が参戦を行う。

　2022年のスーパー耐久はここまで2戦を終え、開幕戦となった第1戦『SUZUKA 5時間耐久レース』には50台、そして第2戦として開催された『NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース』には56台が参戦するなど、参加型モータースポーツの頂点として多くのエントラントやファンを集めている。

　そんなスーパー耐久の次戦はスポーツランドSUGOで3時間レース×2として行われ、開催を控えた7月1日にエントリーリストが発表された。年間スケジュールが発表された2月28日に明らかになったとおり、今回の第3戦は参戦台数の総数を調整するためにST-2が不参加クラスとなるが、他クラスでは台数の増加などもみられる。

　FIA-GT3マシンが使用されるST-Xクラスには7台がエントリーし、今季最大台数で総合優勝を争うことに。なお、年間エントリーしているD’station Racingの777号車は、WEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』と重複することから、今戦は不参加となる。

　FIA-GT4マシンで争われるST-Zには8台がエントリー。メーカーの開発車両で争われるST-Qには5台がエントリーしているが、ORC ROOKIE Racingの28号車ORC ROOKIE GR86 CNF Conceptの名前が確認できない。なお、富士24時間から参戦を開始したNissan Z Racing Conceptは、Max Racingの244号車が田中哲也／田中徹／三宅淳詞という3名で今回も参戦を行う。

　そのほかにもTCRマシンが参加するST-TCRのエントリーが確認できないが、ST-1には3台、ST-3には6台がエントリーし、前戦の富士24時間から実質の開幕を迎えたST-4には、HMR Racingの216号車HMRスポーツカー専門店86が新たに参加することになり、SHADE RACINGが今戦から投入するニューマシンのGR86を含めた計5台で争われる。

　ホンダ・フィットやマツダ・デミオ、ロードスターが激しい争いを繰り広げるST-5は、今回も全クラス最多となる15台がエントリーを行っている。7クラス計49台のドライバーラインアップなどは以下のとおりだ。

■ＥＮＥＯＳスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』　エントリーリスト（7月1日時点）

■ST-X（7台）

■ST-Z（8台）

■ST-Q（5台）

■ST-1（3台）

■ST-3（6台）

■ST-4（5台）

■ST-5（15台）