7月9日にイタリア、モンツァ・サーキットで実施されたWEC世界耐久選手権第4戦モンツァの予選を振り返るダイジェスト動画が、シリーズ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)で公開されている。
土曜の予選日に行われた決勝のスターティンググリッドを決するセッションでは、この週末好調の708号車グリッケンハウス007 LMH(グリッケンハウス・レーシング)が全体の最速タイムを記録し、2022年シーズン2度目のポールポジションを獲得した。2番手には前戦ル・マン24時間でポール・トゥ・ウインを達成した8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が入り、開幕戦セブリング1000マイルを制し選手権のトップに立っている36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が続いている。
このモンツァ・ラウンドがWECデビュー戦となっているプジョー9×8(プジョー・トタルエナジーズ)は94号車が総合5番手グリッドを確保した。一方、姉妹車の93号車はシステムトラブルが発生し、予選中にコース上でストップ。システムを再起動し走行を再開したものの、セッションは赤旗によって1分30秒程を残して幕が降ろされている。この段階でタイムを記録していなかった93号車はハイパーカークラス6番手/総合36番手から決勝レースをスタートすることになっている。
6時間で争われる決勝は、現地の10日(日)正午、日本時間19時にスタートが切られる予定だ。