GPXマルティニ・レーシングは、今週末のトタルエナジーズ・スパ24時間に向けて、マルティニ・レーシングのポルシェ917 LHにインスパイアされた特別な復刻リバリーを発表した。
2019年のスパ24時間を制した同チームは、週末のレースをミカエル・クリステンセン、リヒャルト・リエツ、ケビン・エストーレという3名のポルシェドライバーを擁し、ポルシェ911 GT3 RでGTワールドチャレンジ・ヨーロッパとIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジのハイライトとなる24時間レースを戦う予定だ。
彼らがドライブするGT3カーには今回、1971年のル・マン24時間に登場したポルシェ917 LH(ジェラール・ラルース/ビック・エルフォード)を象徴するメタリックグレーの背景とマルティニのアイコンが配された復刻カラーが施されることになった。
この車両には、現在ドイツ・シュトゥットガルトのポルシェ博物館に展示されているオリジナルの21号車へのオマージュとして、「221」のナンバーが付けられている。
GPエクストリームのオーナーであるフレデリック・ファティエンは、チームのマネージング・ディレクターであるピエール=ブリス・メナとともに、最近この博物館を訪れた。
「GPエクストリームのさまざまな部門の活動は、つねにモータースポーツのヘリテージと強いつながりをもっている」と語ったメナ。
「だからこそ、ポルシェの協力のもとスパ24時間で伝説に新たな命を吹き込み、その情熱をファンに伝えることができてうれしいよ」
2019年のスパではガルフカラーをまとい、翌年にはポルシェ908タルガ・フローリオにオマージュを捧げたチームが2022年のレースではどのような活躍を見せるのか、復刻カラーとともに注目したいところだ。