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 8月4日、WithUヤマハRNF・MotoGPチームに所属するイタリア人ライダーのアンドレア・ドヴィツィオーゾは、2022年シーズンのMotoGP第14戦サンマリノGP後に引退することを発表した。第15戦アラゴンGP以降は、ヤマハの公式テストライダーであるカル・クラッチローがドヴィツィオーゾの後任を務める。

 2001年にロードレース世界選手権の125ccクラスにデビューしたドヴィツィオーゾは、2004年に同クラスのタイトルを獲得。翌2005年に250ccクラスに昇格し、その後2008年に最高峰のMotoGPクラスへ足を踏み入れた。

 MotoGPではホンダ、ヤマハ、ドゥカティと渡り歩いたドヴィツィオーゾは、ドゥカティ時代に2017年から2019年まで3年連続でランキング2位を獲得している。2021年はシートを確保できず休養に充てると発表したが、ペトロナス・ヤマハSRTのフランコ・モルビデリがファクトリーチームに移籍したことを受けて、モルビデリの後任としてペトロナス・ヤマハSRTに加入した。

 2022年はチーム名こそ変更になったものの同チームに残留し、第11戦オランダGPを終えた時点で10ポイントを獲得しランキング22位となっている。

アンドレア・ドヴィツィオーゾ(WithUヤマハRNF・MotoGPチーム)
アンドレア・ドヴィツィオーゾ(WithUヤマハRNF・MotoGPチーム)