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クルマの真髄はハンドリングにあり!! いま最も気持ち良いハンドリングマシン決定戦!!

 絶品のステアフィールを持つハンドリングマシンたち。ワインディングはもちろん、街中を走らせていても楽しめる極上のステアフィールに思わずニンマリしてしまうクルマ好きも多いことだろう。

 そこで今回は、日本で買える優れたハンドリングを持つクルマ9台をピックアップ、1位から9位までをランキング形式でご紹介!

●エントリーリスト(世界を圧倒するハンドリングマシン)
・トヨタ GR86 RZ(日本・334万9000円)
・トヨタ GRヤリス RZハイパフォーマンス(日本・456万円)
・トヨタ(ダイハツ)GRコペン GR SPORT(日本・238万2000円)
・マツダ ロードスター 990S(日本・289万3000円)
・スバル BRZ S(日本・326万7000円)
・スズキ スイフトスポーツ(日本・201万7400円)
・アルピーヌ A110S(フランス・897万円)
・ポルシェ ケイマン 718ケイマンS(ドイツ・976万円)
・アバルト 595コンペティツィオーネ(イタリア・432万円)

※本稿は2022年4月のものです
文/斎藤 聡、写真/ベストカー編集部 ほか
初出:『ベストカー』2022年5月26日号

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■9車のノミネートからランキング決定!

 ハンドリングのよさで世界を圧倒するクルマは何か?

 ノミネート車は皆、素晴らしいハンドリング性能を持つクルマ揃いだが、「コントロール性」「素直さ」「速さ」の3点を軸にランク付けしていく。

 まず9位はGRコペン(ダイハツ/トヨタ)

 やはり普通車に対し軽自動車というハンデは拭い切れない。ただ軽としてはピカイチの性能を持っている。

 8位はアバルト595だ。

 これぞTHEホットハッチ。ただクロスレシオのミッション(5速)が少しせわしないのが気になってしまう。

 7位はスイフトスポーツ(スズキ)

 いいクルマなのだがFFのため自由度や振り回す楽しみはFRに一歩譲ってしまうところだ。

 6位はGRヤリス(トヨタ)

 動力性能だけで見たらぶっちぎりの1位だが、コーナーなどで同じ挙動をしない点が気になる。これはセンターデフ制御やレイアウトの仕様上そうなのかもしれないが、コントロール性という観点では6位。

6位のトヨタ GRヤリス。コントロール性ではこの順位。コーナーで同じ挙動をしない点が気になるが、これはセンターデフ制御やレイアウトの仕様か?

 5位はGR86(トヨタ)だ。

 コントロール性は3位に登場する718ケイマンといい勝負である。グリップで稼ぐBRZと対照的に横に振るGR86という対比。4位はBRZで、理由はGR86とほぼ同じ。コントローラブルなFR車だと感じる。

 3位はケイマン(ポルシェ)

 圧倒的な旋回性能でライバルを圧倒する、素晴らしいハンドリングが魅力的。一方のコントロール性についてはGR86/BRZのほうが一枚上手ではないかとも思う。

 2位はロードスター990S(マツダ)

 ローパワーだけど軽量かつシンプルで、乗り手にどう走らせるか、コントロールできる余裕を与えている点で高評価だ。

 そして1位はA110S(アルピーヌ)だ。

 コントロール性、素直さ、速さの3点で文句のつけようがない。これぞ自由自在、ベストハンドリングと呼んで差し支えない一台だろう。

1位はアルピーヌ A110S。コントロール性、素直さ、速さの3点で文句のつけようがない

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