終盤独走のトヨタ・カムリ、クリストファー・ベルが今季14人目のウイナーに/NASCAR第20戦

 ニューハンプシャー・モータースピードウェイで争われた2022年NASCARカップシリーズ第20戦『Ambetter 301』は、予選ポールポジションからレース最多の172周をリードしたマーティン・トゥルーエクスJr.(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)を引き継ぎ、僚友クリストファー・ベル(ジョー・ギブス・レーシング/トヨタ・カムリ)が最後の勝負でチェイス・エリオット(ヘンドリック・モータースポーツ/シボレー・カマロ)を降し今季初優勝。シーズン14人目の勝者となった男が、最新のプレーオフ候補にも名乗りを挙げた。

SRO代表ステファン・ラテルインタビュー:GTWCアジア復活、鈴鹿10時間や日本メーカーについて聞く

 7月15〜17日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第2ラウンド。このレースから、GTワールドチャレンジ・アジアは『ジャパンカップ』というシリーズ内でのカップ戦がスタートしたが、その開幕となる鈴鹿に、SROモータースポーツ・グループ代表のステファン・ラテルが来日した。2019年以来ひさびさに日本のサーキットに姿をみせたが、GTワールドチャレンジ・アジアの現状、そしてカスタマーレーシングカーであるGT3/GT4への日本メーカーの関与、また鈴鹿10時間の復活などを聞いた。

F1のトラックリミット違反抑止策としてグラベルトラップを提案するラッセル。一貫性のないペナルティの出し方にも言及

 メルセデスのジョージ・ラッセルは、F1で頻繁に起こるトラックリミット違反の問題には、シンプルで有効な解決策があると考えている。

 レースウイークがひとつ終わるたびに、トラックリミット違反、ホワイトラインとペナルティに関する議論が激しさを増していくようだ。前回のF1第11戦オーストリアGPでも、予選から決勝にかけてこの問題が絶えずつきまとった。特に決勝レースでは、スチュワードが合計43回のトラックリミット違反を記録し、複数回の違反を認定されたドライバー数名に5秒ペナルティが科されることとなった。

【動画】NASCARとIMSAが開催される、シカゴ・ストリートコースの走行映像が公開

 7月19日、アメリカ・イリノイ州のシカゴ市街地において、NASCARカップシリーズとIMSA公認レースが来年7月1~2日に開催されることがアナウンスされた。この発表にあわせて、NASCARの公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/c/NASCAR)ではシカゴ市街地コースを解説する動画が公開されている。

 2023年7月の開催が計画されているストリートイベントは、シカゴのダウンタウンに全長2.2マイル(約3.54km)の特設ロードコースを設定して行われるもの。コースは計12のコーナーで形成され、レイク・ショア・ドライブやミシガン・アベニュー、コロンバス・ドライブなどの主要道路と、その周辺の大通りを走行する。

排気音試験は「再来年や、その次の将来」に向けたもの。“待望の雨”にも収穫/SF次世代車両テスト第5回

 7月18〜19日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、JRP(日本レースプロモーション)は、第5回となるカーボンニュートラル開発テスト(次世代車両開発テスト)を実施した。ホンダエンジン搭載の“白寅”、トヨタエンジン搭載の“赤寅”の2台のSF19開発車両が、それぞれ塚越広大と石浦宏明の手によってドライブされ、さまざまなテスト項目を評価した。