排気音試験は「再来年や、その次の将来」に向けたもの。“待望の雨”にも収穫/SF次世代車両テスト第5回

 7月18〜19日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、JRP(日本レースプロモーション)は、第5回となるカーボンニュートラル開発テスト(次世代車両開発テスト)を実施した。ホンダエンジン搭載の“白寅”、トヨタエンジン搭載の“赤寅”の2台のSF19開発車両が、それぞれ塚越広大と石浦宏明の手によってドライブされ、さまざまなテスト項目を評価した。

F1のノウハウも。ホンダエンジンの白寅号が2種類の排気管で“音の違い”を確認/次世代車両開発テスト

 7月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦から一夜明けた富士スピードウェイで、次世代車両の開発テストがスタート。前回のスポーツランドSUGOではTCDが“赤寅号”で排気音テストを行ったが、今回はHRCが新しい排気パイプを用意し、テストに臨んだ。

NLS復帰初戦のTOYOTA GAZOO Racing、レクサスLC、トヨタGR86ともに完走を果たす

 6月25日、ドイツのニュルブルクリンクでNLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第4戦『45. RCM DMVグレンツラント・レンネン』が開催され、TOYOTA GAZOO RacingからSP-PROクラスに参戦した345号車レクサスLC(石浦宏明/松井孝允/片岡龍也)、SP4クラスに参戦した244号車トヨタGR86(片岡龍也/佐々木雅弘)はともに完走を果たし、ニュルへの復帰初戦を終えた。

TOYOTA GAZOO RacingがNLS参戦体制を発表。先行技術投入のLCとGR86でニュルに挑む

 TOYOTA GAZOO Racingは6月23日、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)の第4戦および第6戦に参戦することを発表した。車両はレクサスLCとトヨタGR86の2台体制となり、ドライバーは全員日本人が務める。

TOYOTA GAZOO Racingがニュルに“復活”か。NLS第3戦にレクサスLC、トヨタGR86がエントリー

 6月25日、ドイツのニュルブルクリンクでNLSニュルブルクリンク耐久シリーズ第3戦『45. RCM DMVグレンツラント・レンネン』が開催されるが、2022年のADACトタルエナジーズ24時間レース開催後初のNLSに、日本から『Team TOYOTA GAZOO Racing』として2台がエントリーされている。

排気音試験に「お、これは速いぞ」と石浦宏明。CN燃料は3種類目を投入/SF次世代車両テストSUGO

 6月20〜21日、第4回となるスーパーフォーミュラの次世代車両開発テストが宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、2日間・計8時間にわたってホンダエンジン、トヨタエンジン搭載の2台のSF19開発車両が、それぞれ塚越広大、石浦宏明のドライブにより走行した。

赤寅号が“8気筒排気音”を試す。ホンダ佐伯氏の「熱いリクエスト」でより高音に/SF次世代車両開発テスト

 2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が行われたスポーツランドSUGOで、次世代の車両開発のためのテストがスタート。2台のSF19テスト車両を用い、話題を呼んでいる“排気音テスト”をはじめ、初日からさまざまなテストメニューが実施された。

 レースウイーク中は気温30度に達するほどの暑さとなったが、テスト初日の6月20日(月)も、それを凌ぐほどの強い日差しが照りつけた。

 この日は、10時~12時、14~16時の2セッションを実施。途中、小動物がコースに侵入したため、午前と午後それぞれで1度ずつセッション中断となる場面があったが、2台ともクラッシュなくプログラムをこなしていった。

7月10日からBSフジで日向坂46の富田鈴花さんがMCを務めるSFの特別番組がスタート

 全日本スーパーフォーミュラ選手権を運営する日本レースプロモーション(JRP)は、7月10日(日)17時から、BSフジで約1時間の特別番組『GO ON! NEXT〜サーキットで会いましょう〜』の放送を開始すると発表した。