ヒョンデ所属のヌービル&ミケリスが愛機を初体験「僕らはお互い、すぐに限界に近づけた」

 ベルギーのゾルダーで7月9~10日に開催されたFIA ETCRことeツーリングカー・ワールドカップ第4戦にて、シリーズに参戦するヒョンデ・モータースポーツが『スペシャル・デモンストレーション』として電動化技術のショーケース・イベントを実施。WRC世界ラリー選手権でエースを務める地元出身ティエリー・ヌービルと、WTCR世界ツーリングカー・カップ2019年王者ノルベルト・ミケリスが、お互いの愛機であるハイブリッド・ラリーカー『ヒョンデi20 Nラリー1』と、フル電動ツーリングカー『ヒョンデ・ヴェロスターN ETCR』のクロスカテゴリー・ドライブを楽しんだ。

ペレスと接触したラッセル、ペナルティに不満「あれはレーシングインシデント」メルセデス/F1第11戦決勝

 2022年F1オーストリアGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは4位を獲得した。4番グリッドからスタート、1周目にセルジオ・ペレス(レッドブル)との接触があり、5秒のタイムペナルティおよびペナルティポイント2を科された。フロントウイングにダメージを負ったため、早めのピットストップを行い、ノーズを交換するとともにタイムペナルティを消化、19番手に落ちた後、ラッセルはポジションを挽回していき、最終的にチームメイトのルイス・ハミルトンの後ろ4位でフィニッシュした。

サインツ、PUトラブルでマシンが炎上「楽に1-2を達成できたはず。リタイアを受け入れるのは難しい」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGP決勝で、フェラーリのカルロス・サインツは、パワーユニットのトラブルにより56周でリタイアとなった。3番グリッドからポジションを守って走行、常にチームメイトのシャルル・ルクレールのすぐ後ろにつけ、終盤、ルクレールがトップに立った後は、3番手を走り、2番手マックス・フェルスタッペン(レッドブル)との差を縮めつつあった。しかしトラブルが発生し、ターン4のコース脇でストップ、マシンからは大きな炎が上がった。

ファルケンポルシェが独走で総合優勝。ニュルブルクリンク耐久シリーズで4年ぶりの勝利掴む

 7月9日、ドイツ・ニュルブルクリンクを舞台に繰り広げられるニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)の第4戦が開始され、住友ゴム工業/ファルケンのワークスチームFalken Motorsports(ファルケン・モータースポーツ)の3号車ポルシェ911 GT3 R(スヴェン・ミュラー/ジョエル・エリクソン)が、ファルケンにとって4年ぶりとなる総合優勝を飾った。

レッドブル&HRC密着:予想以上のデグラデーションにフェルスタッペンも困惑「抜かれてからはついていけなかった」

 F1第11戦オーストリアGPをポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が、フェラーリのシャルル・ルクレールに逆転負けを喫した。レッドブルがレースで逆転されたのは、コース上に落ちていたデブリを拾ってマシンにダメージを負った前戦イギリスGPを除いて、今シーズン初めてだった。

 なぜ、フェルスタッペンはルクレールにレースペースで完敗したのか。実際にコース上でルクレールにオーバーテイクを許したフェルスタッペンは、こう説明する。