レッドブル代表、決勝先頭グリッド確保に満足「異なる戦略で戦って、フェラーリに勝った」/F1第11戦スプリント

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、レッドブルのマックス・フェルスタッペンは1番手、セルジオ・ペレスは5番手だった。

■レッドブル・レーシング
チーム代表クリスチャン・ホーナー
 昨日のポールポジションから今日のスプリントレースで勝利を獲得し、明日の決勝に向けて先頭グリッドを維持することができたのは素晴らしいことだ。(スプリントは)非常に長いスティントになるため、フェラーリはタイヤをセーブしていたが、マックスは後続をDRS圏外まで引き離すためにタイヤを使って激しくプッシュした。我々の方は、最初に使って、最後にセーブするという戦略を選んだのだ。マックスはこの戦略をうまく実行し、比較的楽なレースができた。

スーパー耐久第3戦SUGOのGr-2決勝は接戦を制したエアバスターRC350が今季初優勝

 宮城県のスポーツランドSUGOで開催されているENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』は7月10日、8時40分から3時間のGr-2決勝レースが行われ、ST-3クラスはエアバスターWINMAX RC350 55ガレージ TWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)が優勝。ST-4はTOM’S SPIRIT GR86(河野駿佑/松井孝允/山下健太)が制し、ST-5はOHLINS Roadster NATS(山野哲也/金井亮忠/野島俊哉)がトップチェッカー、ST-Qクラスの3台も完走を果たした。

前年の激闘の再現を期待するポルシェとフェラーリ。「コルベットが強い」との見方も/WECモンツァ

 ポルシェとフェラーリのLMGTEプロチームのドライバーたちは、7月10日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間で、両メーカーが激しいバトルを繰り広げた昨年と同じように、見る者を興奮させる戦いを再現したいと語っている。

 昨年のWECモンツァではケビン・エストーレ/ニール・ジャニ組92号車ポルシェ911 RSR-19(ポルシェGTチーム)が、ジェームス・カラド/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組51号車フェラーリ488 GTEエボ(AFコルセ)を逆転するかたちで勝利を収めた。2台のマシンはレース中に長い間接近戦を繰り広げたが、AFコルセの戦略が裏目に出てフェラーリがレース終盤に燃料補給を要したため、ポルシェに逆転優勝を許している。

ペレス、スプリントの23周で13番グリッドから5番手「決勝に向け自信。表彰台に上れる」レッドブル/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの土曜スプリントで、レッドブルのセルジオ・ペレスは5番手を獲得した。予選後、Q2でトラックリミット違反を犯したとの裁定を受けて、Q2のベストタイムとQ3の全タイムを取り消されたペレスは、スプリントを13番グリッドからスタート。1周目に8番手まで上がり、12周目に5番手に浮上、その位置でフィニッシュした。ペレスはスプリントで4ポイントを獲得した。

■セルジオ・ペレス(オラクル・レッドブル・レーシング)
FP2 6番手(1分09秒179:ミディアムタイヤ/36周)
スプリント 5番手(13番グリッド/タイヤ:ミディアム)

【順位結果】スーパー耐久シリーズ2022第3戦SUGO3時間レース Gr-2決勝

 7月10日、宮城県のスポーツランドSUGOでENEOSスーパー耐久シリーズ2022 Powered by Hankook第3戦『SUGOスーパー耐久3時間レース』のGr-2決勝レースが行われ、ST-3クラスの39号車エアバスターWINMAX RC350 55ガレージ TWS(冨林勇佑/伊藤鷹志/石井宏尚)がトップチェッカーを受け今季初優勝を飾った。

 今回の第3戦はコース全長が短いこと、参戦台数が多いことから決勝レースは2グループに分けられる。午前のGr-2決勝に出走したST-3、ST-4、ST-5、ST-Qの32号車、55号車、61号車のレース結果は以下のとおりだ。