アームストロング「レース2はカオスな戦いになるだろう」FIA F2第8戦シュピールベルク レース1 トップ3コメント

 現地時間7月9日、2022年FIA F2の第8戦シュピールベルクのスプリントレース(決勝レース1)がオーストリアのレッドブルリンクで開催され、マーカス・アームストロング(ハイテックGP)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾った。2位をザウバー育成のテオ・プルシェール(ARTグランプリ)が、3位をジャック・ドゥーハン(ビルトゥジ・レーシング)がそれぞれ獲得している。

 レース後の会見でアームストロングは開口一番に「ホッとしている」と語り始めた。

初の女性ポールシッター誕生。プジョー9X8の富士でのラインアップetc.【WECモンツァ予選日Topics】

 7月9日、イタリア北部のモンツァ・サーキットではWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの予選が行われた。ポールポジションを奪ったのは、ハイブリッド非搭載のル・マン・ハイパーカー(LMH)、708号車グリッケンハウス007 LMHだった。

■大量のブレーキダストに不安を抱えるグリッケンハウス

 ポールポジションは獲得したものの、ロマン・デュマはモンツァでのグリッケンハウスのブレーキ摩耗に「明らかに苦労している」ことを認めている。

【角田裕毅F1第11戦密着】スタート直後からグリップ不足、順位の入れ替えにも納得「僕のペースが遅すぎた」

 不本意な形で終わったF1第11戦オーストリアGP金曜日の予選Q2での最後のアタック。予選後、角田裕毅(アルファタウリ)は暗黙の了解となっているアウトラップでのオーバーテイクを破ったチームメイトについて、話し合いたいと言っていた。

「話し合いました。チームも(アウトラップでオーバーテイクがあったことは)わかってくれているし、ある程度は納得しました。いまは次に向けてチームとともに前に進みたいと思います」

ベッテルがF1会合を無断退席、約350万円の執行猶予付罰金を科される。一貫性のないペナルティ判定に不満爆発か

 F1オーストリアGPの土曜、スチュワードは、4度のF1チャンピオンであるセバスチャン・ベッテル(アストンマーティン)に対し、金曜夜のドライバーズミーティングの際の振る舞いがレギュレーション違反に当たるとして、25,000ユーロ(約350万円)の執行猶予付罰金を科した。

 ベッテルは、ドライバーズミーティングで不満を訴えた後に、無断で退席、これが国際モータースポーツ競技規則第12.2.1 f)条およびF1競技規則第20.1条に違反にあたると判断された。

【動画】2022年WEC第4戦モンツァ 予選ハイライト

7月9日にイタリア、モンツァ・サーキットで実施されたWEC世界耐久選手権第4戦モンツァの予選を振り返るダイジェスト動画が、シリーズ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)で公開されている。

 土曜の予選日に行われた決勝のスターティンググリッドを決するセッションでは、この週末好調の708号車グリッケンハウス007 LMH(グリッケンハウス・レーシング)が全体の最速タイムを記録し、2022年シーズン2度目のポールポジションを獲得した。2番手には前戦ル・マン24時間でポール・トゥ・ウインを達成した8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が入り、開幕戦セブリング1000マイルを制し選手権のトップに立っている36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が続いている。