ペレスがQ2ベストタイムとQ3全タイム抹消、予選13番手に降格。チームはスチュワードの対処の遅さに不満/F1第11戦

 レッドブル・レーシングのセルジオ・ペレスは、F1第11戦オーストリアGP金曜予選で4番手タイムを記録したものの、予選後、Q2での自己最速タイムがトラックリミット違反によって取り消され、Q3のタイムもすべて抹消、予選13番手とされた。

 ペレスは1分05秒805でQ2で6番手となりQ3に進出、Q3では1分05秒404の4番手タイムを記録した。しかしQ3スタート前、ペレスがQ2でトラックリミット違反を犯した疑いがあると発表され、予選後に審議が行われることが決まった。審議の結果、ペレスのQ2でのベストタイムが抹消、残ったタイムは1分06秒458で、これはQ2では13番手にあたるものだった。そのため、実際にはQ3に進む権利がなかったとされて、Q3での全タイムも抹消された上で、予選正式順位は13番手へと降格となった。

レッドブルの地元でフェルスタッペンが今季3度目のポール獲得。Q3でメルセデス勢がクラッシュ【予選レポート/F1第11戦】

 2022年F1第11戦オーストリアGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。2番手はシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手はカルロス・サインツ(フェラーリ)となっている。角田裕毅(アルファタウリ)は14番手だった。

 今季2度目のスプリントフォーマットのレース週末。現地時間午後1時半からのフリー走行に続いて、午後5時から予選が行われた。レッドブルリンク上空は、依然として快晴。気温19度、路面温度37度と、例年より涼しめのコンディションだ。

【順位結果】2022年F1第11戦オーストリアGP予選

 2022年F1第11戦オーストリアGPの予選が行われ、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)がポールポジションを獲得した。2番手にはシャルル・ルクレール(フェラーリ)、3番手にはカルロス・サインツ(フェラーリ)が続き、角田裕毅(アルファタウリ)は14番手という結果になっている。

プジョー9X8がWECデビュー、初セッションで3番手。FP1首位はグリッケンハウス/第4戦モンツァ

 7月8日、イタリアのモンツァでWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間』が開幕。走行初日の金曜は90分間のフリープラクティス1回目のみが行われ、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリベエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ組)が最速タイムをマークした。今戦がデビューレースとなる注目の新車、プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は93号車が総合3番手、姉妹車の94号車は総合20番手/クラス6番手で最初のセッションを終えている。

 晴れ渡る空の下、気温31.5℃/路面温度58.8℃という厳しい暑さとなったモンツァ。伝統のグランプリコースでは2022年シーズン第4戦モンツァのオープニングセッションが、現地15時30分からスタートした。

【タイム結果】2022年WEC第4戦モンツァ FP1

 7月8日、イタリアのモンツァでWEC世界耐久選手権第4戦が開幕。走行初日の金曜は90分間のフリープラクティス1回目のみが行われ、グリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(オリベエ・プラ/ロマン・デュマ/ピポ・デラーニ組)が最速タイムをマークした。今戦がデビューレースとなる注目の新車、プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)は93号車が総合3番手、姉妹車の94号車は総合20番手/クラス6番手で最初のセッションを終えている。

■2022年WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レース フリープラクティス1回目結果

メルセデス育成のベスティが最速。岩佐歩夢は4番手と好位置につける【順位結果/FIA F2第8戦シュピールベルク予選】

 7月8日、2022年FIA F2第8戦シュピールベルクの公式予選がオーストリアのレッドブルリンクで開催され、メルセデス育成のフレデリック・ベスティ(ARTグランプリ)が最速タイムを記録し、自身初となる決勝レース2のポールポジションを獲得した。日本勢の岩佐歩夢(ダムス)は4番手。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は18番手で予選を終えている。