周冠宇のクラッシュを受け、GPDA会長のブルツもロールフープに注目。F2でのインシデントを引き起こした縁石にも言及

 グランプリ・ドライバーズ・アソシエイション(GPDA)の会長を務めるアレクサンダー・ブルツは、先週末のシルバーストンで起きた2件の重大なインシデントを受け、FIAに対してスポーツにおけるドライバーの安全性を改善する努力を続けるよう求めた。

 F1第10戦イギリスGPでは、スタート直後に車体が逆さまになった周冠宇(アルファロメオ)の大事故の印象が強かったが、その日の早い時間にFIA F2のスプリントレースで起きたデニス・ハウガー(プレマ・レーシング)とロイ・ニッサニー(ダムス)によるクラッシュも、同様に懸念されるものだった。

コロナ陽性で“重度の症状”のリエツに代わり、マコウィッキがワークスポルシェから急遽参戦/WECモンツァ

 ポルシェは、WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースにおける91号車ポルシェ911 RSR-19のドライバーとして、フレデリック・マコウィッキを起用すると発表した。

 ポルシェGTチーム91号車のレギュラーを務めるリヒャルト・リエツが、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示したため。マコウィッキはジャンマリア・ブルーニとのコンビで、モンツァ戦に出場する。

ポルシェの次世代911 GT3 Rをチーム・プロジェクト1が発注。2台体制で2024年WECに参戦へ

 先日、ポルシェが公式写真を初めて公開した、2023年のデビューに向け開発中のタイプ992型ポルシェ911 GT3 R。この次世代GT3マシン2台を、現在WEC世界耐久選手権に参戦中のチーム・プロジェクト1が発注したことが分かった。

フェラーリF1内に亀裂との報道をルクレールが否定「不本意な結果でもチームは団結」

 F1第10戦イギリスGPでシャルル・ルクレールがレースをリードしながら勝利を失った後、フェラーリチーム内に不協和音が生じているという報道を、ルクレールは打ち消した。

 モナコGPと同様、ルクレールはトップを走っていたものの、終盤のセーフティカー導入時のフェラーリの戦略判断によって首位の座を失ってしまった。セーフティカー導入中に、フェラーリは2番手を走行していたカルロス・サインツを呼び戻して新品のソフトタイヤに交換させ、ルクレールはハードタイヤのまま先頭でステイアウトさせた。しかし残り約10周というところでレースが再開されると、ルクレールは、タイヤのアドバンテージを持つサインツに抜かれてしまった。ルクレールは果敢に2番手のポジションを守ろうとしたが、最終的にレッドブルのセルジオ・ペレスとメルセデスのルイス・ハミルトンに追い抜かれ、優勝するはずだったレースを4位でフィニッシュした。

500冊以上のバックナンバーが半額に。『レーシングオン』日替わりセールが7月8日開始

 モータースポーツ誌やクルマ関連誌の電子書籍を販売しているASB電子雑誌書店グループは、7月8日から8月25日にかけて『Racing On(レーシングオン)』のバックナンバー500冊以上を半額で販売する、“レーシングオン日替わり50%OFFセール”を実施している。

 レーシングオンは1986年に創刊されたモータースポーツ専門誌。当時としては斬新な誌面レイアウトとモノトーンの表紙などスタイリッシュな写真使いが評判となった。以降、日本におけるモータースポーツ文化の発展を促す速報体制での誌面づくりを経て、現在は次世代に自動車レースの魅力を「語り継ぐ」ことをテーマに制作されている。

いすゞ、デンソー、トヨタ、日野、CJPTの5社が大型商用車向け水素エンジンの企画・基礎研究を開始

 7月8日、いすゞ、デンソー、トヨタ、日野、CJPTの5社は共同でプレスリリースを発行し、カーボンニュートラルの実現に向けた選択肢のひとつとして、さらなる内燃機関の活用を目指し、大型商用車向け水素エンジンの企画・基礎研究を開始したと発表した。