サファリ連覇に向けトヨタのオジエが好発進。初日首位も「厳しい週末が待っている」/WRC第6戦ケニア

 WRC世界ラリー選手権第6戦ケニアが6月23日に開幕した。同日、オープニングステージとして首都ナイロビ郊外のカサラニでスーパーSSが1本行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。総合首位に立った。チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合4番手、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合11番手でラリー初日を終えている。

 また、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションからラリーに参戦している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合6番手につけた。

7度のF1王者ミハエル・シューマッハー、地元ノルトライン=ヴェストファーレン州で州賞を受賞

 ドイツのノルトライン=ヴェストファーレン州は、同州自慢の出身者のひとりであり、7度のF1世界チャンピオンであるミハエル・シューマッハーに対し、F1での伝説的な功績を讃えて権威ある州賞を授けた。

 正式な授賞式は、7月20日にケルンのモーターワールドで執り行われる。モーターワールドにはシューマッハー家の私的なF1マシンコレクションと、シューマッハーの輝かしいキャリアに関連する記念品が収蔵されている。

サファリラリー連覇を狙うオジエが初日首位。勝田貴元は1.9秒差の6番手/WRC第6戦ケニア

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第6戦が6月23日、東アフリカのケニアで開幕した。26日まで続く競技の初日は、首都ナイロビ郊外のカサラニでスーパーSS(SS1)が行われ、前回大会の覇者であるセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。初日の総合首位となった。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はトップから1.9秒差の総合6番手につけている。

 2021年限りでWRCフルタイムドライバーを引退したものの、今季もTOYOTA GAZOO Racing WRTからラリーに参加しているオジエ。“ライバル”の元9連覇王者セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)と同じく、今シーズン3度目のスポット参戦となった『サファリ・ラリー・ケニア』は昨年、8冠王者が優勝を飾っているラウンドであり今大会では連覇が懸かる。

メルセデスF1 W13の実験的セットアップを担当するハミルトン「過度の実験はレースの妨げになる」として控える方向

 メルセデスF1チームは、W13の改善を図るため、レースウイークエンドを使ってさまざまな実験を行っている。実験的セットアップの評価を主に担当しているルイス・ハミルトンは、週末にレースに集中できる日が近いうちに来ることを願っている。

 シーズン最初からメルセデスは、ポーパシングとバウンシングに苦しんでいる。彼らはマシンにはポテンシャルがあると信じ、それを引き出すために、主にハミルトンのマシンでさまざまな実験を行っている。

【順位結果】2022年WRC第6戦ケニア SS1後

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第6戦が6月23日、東アフリカのケニアで開幕した。26日まで続く競技の初日は、首都ナイロビ郊外のカサラニでスーパーSS(SS1)が行われ、前回大会の覇者であるセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。初日の総合首位となった。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はトップから1.9秒差の総合6番手につけている。

■2022年WRC世界ラリー選手権第6戦サファリ・ラリー・ケニア暫定結果 SS1後