全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はSUGOからいよいよシリーズ後半戦。前半戦をおさらい

 2022年の全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権はいよいよ6月18〜19日、宮城県のスポーツランドSUGOで第4大会を迎える。今季は9月24〜25日の岡山までの全6大会で争われることから、SUGOでの第4大会はシリーズ後半戦の幕開けとなる。これまでの前半戦3大会を振り返っておこう。

インディ500再挑戦は「目標として薄れてきている」とアロンソ。現在はF1に完全集中

 過去3度インディ500に挑戦したフェルナンド・アロンソは、エアロスクリーン導入によるマシンの変化や、レースの危険性に対する懸念からインディ500に対する興味が薄れ、今後の再挑戦についてほぼ白紙状態であることを明かした。

チーム代表兼任は「お腹いっぱい」と小林可夢偉「達成感はない。いいレースを最後まで見せたかった」/ル・マン24時間

 6月11〜12日に行われた2022年WEC第3戦/第90回ル・マン24時間レースでは、トヨタGAZOO Racingの8号車GR010ハイブリッド(セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)が優勝を飾り、トヨタのル・マン5連覇を決めた。

 もう1台の7号車GR010ハイブリッド(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス)も2位に入って、ワン・ツー・フィニッシュを達成。レースから4日後、今季よりドライバーとチーム代表職を兼ねる可夢偉は、平川とともに日本メディアのリモート取材に応じ、「チームとしては、同一周回のワン・ツーで終われたのはよかった」としながらも、7号車に途中発生したトラブルと“その影響”を悔やんだ。

■7号車のトラブル原因はECU

王者ノルベルト・キスが地元戦でハットトリック達成。フレイトライナーも今季初優勝/ETRC第2戦

 6月11~12日にハンガロリンクで争われた2022年ETRCヨーロピアン・トラック・レーシング・チャンピオンシップ第2戦は、王者ノルベルト・キス(レベス・レーシング/マン)が開幕に続く予選完全制覇から“ハットトリック”達成の大暴れ。しかし赤旗中断の波乱となった土曜レース2のみ、2017年王者アダム・ラッコ(バギラZMレーシング/フレイトライナー)が気を吐き、王者のパーフェクトゲームを阻止する今季初勝利を飾っている。