ラッセル、ペレスを抜いて3位「VSC後のリスタートで絶対決めようと狙っていた」メルセデス/F1第12戦

 2022年F1フランスGP決勝で、メルセデスのジョージ・ラッセルは3位でフィニッシュ、2位のルイス・ハミルトンとともにメルセデスにとって今季初のダブル表彰台を達成した。

 6番グリッドからスタートし、レース中盤以降は4番手を走行。3番手のセルジオ・ペレス(レッドブル)との激しいバトルのなかで、41周目にターン8でラッセルが仕掛けた際に軽い接触が起きたが、その際はペレスが前をキープ。しかし、レース終盤、バーチャル・セーフティカー(VSC)出動後のリスタートで、ラッセルはペレスを抜き、3位を守り切ってフィニッシュした。

オワードが今季2勝目。レースをリードしたニューガーデンは手痛いクラッシュで王者争いは混戦/インディカー第12戦アイオワ

 アイオワ・レースウェイでNTTインディカー・シリーズ・ダブルヘッダー戦。第12戦となるレース2の決勝レースが24日に行われ、パト・オワード(アロウ・マクラーレンSP)が今季2勝目を飾った。

ハミルトン、300戦目に今季ベストの2位「レッドブルの1台を抑えきれたのは素晴らしい結果」メルセデス/F1第12戦

 2022年F1フランスGP決勝で、メルセデスのルイス・ハミルトンは4戦連続の表彰台であり今季ここまででベストの2位を獲得した。今回はハミルトンにとってグランプリ出走300戦目に当たる。チームメイトのジョージ・ラッセルが3位に続き、メルセデスは今季初のダブル表彰台を達成した。

 4番グリッドのハミルトンはスタートでひとつ順位を上げ、セルジオ・ペレス(レッドブル)を抑えきり、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のリタイアで2番手に上がると、ポジションを守ってフィニッシュした。

タイヤ安全性懸念再発でリンク&コーが撤退、ホンダのジロラミ、アウディのマグナスが勝利/WTCR第6戦

 イタリア・バレルンガで7月23~24日に開催された2022年WTCR世界ツーリングカー・カップ第6戦は、ヨーロッパを襲う熱波による灼熱のコンディションも影響し、第2戦に続きコントロールタイヤを供給するグッドイヤーに「安全上の懸念事項」が再発。グリッド上で最多ウエイトを搭載するリンク&コー03 TCRのシアン・レーシングは「ドライバーの身の安全を守るうえで、迅速かつ必要な措置」を求めたが、予選後になっても満足な回答が得られなかったとして、同戦からの撤退を決断する異常事態となった。

 結果、レース1はネストール・ジロラミ(ALL-INKL.COM・ミュニッヒ・モータースポーツ/FK8型ホンダ・シビック・タイプR TCR)が、レース2はジル・マグナス(コムトゥユー・チーム・アウディスポーツ/アウディRS3 LMS 2)が勝利したものの、リンク&コーのみならず他陣営の各ドライバーからも、多くのコンプレインが寄せられる週末となった。