3年ぶりの勝利を挙げたロッシ。新天地のマクラーレンで再びチャンピオン候補となるか?

 アレクサンダー・ロッシといえば、記念すべき第100回インディ500のウイナーだ。あの奇跡的な優勝は彼のデビューイヤーに記録された。

 ロッシはデビュー2シーズン目に歴史ある難コースのワトキンス・グレンでブッチギリの優勝を飾った。そして、あくる2018年にはロングビーチ、ミド・オハイオ、ポコノで優勝。チャンピオンになるのは時間の問題と見えていた。v

アルピーヌLMDhは「計画どおり」開発中。北米でのカスタマー参戦に向けアンドレッティとの協議も継続

 アルピーヌのローラン・ロッシCEOは、2024年デビュー予定のLMDh車両をIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権で走らせることについて、アンドレッティ・オートスポーツと話し合いを持ったことを認めた。また、エグゼクティブディレクターによれば、アルピーヌLMDh車両の開発は「計画どおりに」進んでいるという。

 現在、特例措置としてLMP1ノンハイブリッド車両『アルピーヌA480』でWEC世界耐久選手権のハイパーカークラスに参戦しているアルピーヌ。2023年はLMP2クラスへと参戦した後、現在開発中の新型LMDh車両では2024年からWECでのファクトリー・プログラムを予定しているが、同時にこの車両をIMSAのGTPクラスへ参戦させることを視野に、ロッシはマイケル・アンドレッティと話し合いを持った。