3年ぶりの勝利を挙げたロッシ。新天地のマクラーレンで再びチャンピオン候補となるか?

 アレクサンダー・ロッシといえば、記念すべき第100回インディ500のウイナーだ。あの奇跡的な優勝は彼のデビューイヤーに記録された。

 ロッシはデビュー2シーズン目に歴史ある難コースのワトキンス・グレンでブッチギリの優勝を飾った。そして、あくる2018年にはロングビーチ、ミド・オハイオ、ポコノで優勝。チャンピオンになるのは時間の問題と見えていた。v

インディ最強ドライバーとして君臨するディクソン。ポスト・ディクソン探しの行方は?

 チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)はインディカーでの33シーズン目を戦っており、先週のトロント戦で同チームからの参戦が21シーズン目を迎えているスコット・ディクソンがマリオ・アンドレッティに並びインディカー歴代2位タイとなる52勝目を挙げた。

乱戦状態のインディカーで地力を見せる常勝ペンスキー。シーズン後半戦でライバルたちの巻き返しは?

 2022年シーズン、NTTインディカー・シリーズを代表する強豪チームのチーム・ペンスキーは前年よりも1台減らした3台体制で戦っている。

 昨年はトラブルなどで勝利を逃し第10戦ミド・オハイオがシーズン初勝利だったが、今年の彼らは第9戦として開催されたミド・オハイオまでで早くも6勝を挙げてきている。常勝ペンスキー復活、とも表現できる状況なのだ。

インディカーはミド・オハイオから後半戦に突入。チャンピオン候補は6人に?

 2月末に開幕した2022年のNTTインディカー・シリーズ。ロードアメリカが今年の8戦目だった。今年は全17レースなので、次のミド・オハイオが中間地点だが、インディ500はダブルポイントなので2戦分と考えるとちょうど半分が終わった計算になる。

苦戦と成長、インディカー6人のルーキードライバーたちの前半戦

 2月末に開幕した2022年のNTTインディカー・シリーズ。ここまで8戦を終え、7月3日のミド・オハイオ戦からいよいよシーズン後半戦へと突入する。

 17戦のうちの8戦終了時点、6人いるルーキーの中でポイントスタンディング最上位にいるのはクリスチャン・ルンガー(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)だ。