今季2勝目を飾ったドゥーハン「しっかりとタイヤマネジメントできた」FIA F2第10戦ブダペスト レース1 トップ3コメント

 現地時間7月30日、2022年FIA F2の第10戦ブダペストのスプリントレース(決勝レース1)がハンガリーのハンガロリンクで開催され、アルピーヌ育成のジャック・ドゥーハン(ビルトゥジ・レーシング)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾った。2位はユーリ・ビップス(ハイテックGP)が、3位はエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ・レーシング・システム)がそれぞれ獲得している。

「勝つことができてうれしいね。スプリントレースだけど、しっかりとタイヤマネジメントできたと思う」とドゥーハンは自身のレースを振り返った。

レッドブルF1とのテスト兼リザーブドライバー契約を解除されたビップス、ジュニアプログラムには残留

 レッドブル・レーシングは、ユーリ・ビップスとチームの間のテスト兼リザーブドライバー契約を解除したが、ビップスをジュニアドライバープログラムに残留させるという。

 ハイテックからFIA F2に参戦しているビップスは、Twitchでゲームのライブストリーム中に人種差別的な言葉を使ったことで、レッドブル・レーシングのリザーブドライバーの役目を失った。

レッドブルF1、契約解除のピッブスに代わりリアム・ローソンをリザーブドライバーに起用

 レッドブル・レーシングは、チームのドライバープログラムからユーリ・ビップスを放出した後、FIA F2参戦中のリアム・ローソンをリザーブドライバーに昇格させた。  レッドブルは、ビップスがTwitchでゲームのライブスト …

レッドブルF1から外されたビップスに対し、ハイテックが活動継続をサポート。F2は「差別的発言は容認できない」と批判

 レッドブル・レーシングのジュニアドライバーでテスト&リザーブドライバーを務めたユーリ・ビップスはオンラインゲームの最中に人種差別的な言葉を使ったことで、レッドブルからテスト&リザーブドライバー契約を打ち切られた。レッドブルのサポートのもとで参戦してきたF2での活動を継続することも難しいものとみられていたが、所属するハイテックGPは、6月29日、当初の契約を維持してビップスを今シーズンいっぱい乗せる旨の発表を行った。これに対し、F2は批判的なコメントを発表している。

レッドブルF1、ユーリ・ビップスとのリザーブドライバー契約を解除。オンラインゲーム中の人種差別的発言を問題視

 レッドブル・レーシングは、ジュニアドライバーのユーリ・ビップスがTwitchで人種差別的な言葉を使ったといわれる問題についての調査を行った結果、彼とのテスト&リザーブドライバー契約を解除することを決定した。

 ビップスが、同じレッドブル・ジュニアドライバーのリアム・ローソンらとゲームのライブストリーミング中に、人種差別的な言葉を使ったことが明るみに出た。これを受けて6月22日、レッドブルは彼に職務停止処分を下し、調査を行うと発表した。

レッドブルF1、人種差別的発言を行ったジュニアドライバー、ビップスに対し職務停止処分を決定。ビップスは謝罪

 レッドブル・レーシングは、ジュニアドライバーであるユーリ・ビップスがTwitchで人種差別的な言葉を使ったといわれる問題についての調査を開始、それに伴い、彼がチームのための仕事を行うことを当面禁止すると発表した。

 現在21歳のビップスは2020年半ばからF2に参戦、昨年からハイテックGPに所属し、現在ランキング7位に位置している。今年のF1スペインGPでは、レッドブルは若手ドライバーのFP1起用規則により、ビップスを走らせた。