局地的な降雨に見舞われたWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』の最終パワーステージ、SS24の途中まで最速だったのは、アンドレアス・ミケルセン駆るシュコダ・ファビア・ラリー2エボだった。天候と路面コンディションが味方したとはいえ、パワーで勝るラリー1ハイブリッド勢を上まわるタイムを刻んだのだ。
最終的にはトヨタGRヤリス・ラリー1のカッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスにタイムを更新され3番手タイムだったが、彼らふたり以外のラリー1勢よりは速かった。フォーミュラでいえば、F2がF1より速く走ったようなものである。