7月14日から17日にかけて、東欧エストニアで開催されたWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』。既報のとおり、超高速グラベル(未舗装路)ラリーであるこのラウンドに向け、TOYOTA GAZOO Racing WRTはシリーズ最高峰を戦うマシンである『トヨタGRヤリス・ラリー1』にアップデートを投入した。具体的には、改良されたエンジンと新型リヤウイングが採用されているが、この変化についてラリー後のオンライン・グループインタビューに応じた勝田貴元に話を聞いた。
自身5度目の出場となったラリー・エストニアで初めて完走を果たし、総合5位フィニッシュにより開幕戦からの連続入賞回数を「7」に伸ばした勝田。彼がドライブするトヨタGRヤリス・ラリー1にも、今回ほかの3台と同様にアップデートが入った。