「ウニフェス」も! ウニを食べてケルプの森を救え、米西海岸

米カリフォルニア州のメンドシーノ・コーストでは近年、気候変動など複数の要因が重なり、アメリカムラサキウニが急増している。(PHOTOGRAPH BY MARK CONLIN, ALAMY STOCK PHOTO) 米カリフォルニア州エルクの崖の上にあるレストラン付き宿泊施設「ハーバーハウス・イン」では、太平洋を眺めながらミシュランの星付きの…

想像以上だった生態系クラッシュ──「水辺の外来種のラスボス」アメリカザリガニとの終わりなき戦い(Yahoo!ニュース オリジナル 特集)

神奈川県立生命の星・地球博物館の主任学芸員、苅部治紀。「アメリカザリガニの問題は、実はブラックバスよりも深刻。悪気なく、みんなとても恐ろしい生き物を放してきてしまった」 足音に気づくと、池の底で小さなドロ煙が立った。 タモ網を手にした苅部治紀(55)の表情が曇る。 「嫌なモードに入ってるな……」 だいた…

シベリアの古代のイヌ、人からもらって海洋生物を餌に 研究

仏西部ナント郊外の動物園で飼育されているオオカミの亜種、ホッキョクオオカミ(2020年5月6日撮影・資料写真)。(c)Loic VENANCE / AFP 【7月23日 AFP】シベリア(Siberia)のイヌは7400年前にはすでにオオカミに比べてかなり小型化し、魚や貝類、海洋哺乳類などを餌として人にもらうようになっていたとする論文が22日…

もしワニに襲われたらどうすべきか 専門家らが対応策を伝授

ワニの生態や襲われたときの対処法などを専門家が解説/James Abernethy/Future Publishing/Getty Images (CNN) もしアリゲーターに襲われたら、恐らく多くの人は恐怖を感じるだろうが、実際に襲われる人はほとんどいない。 現在、米国には推定500万匹の野生のアメリカアリゲーターが生息しており、生息地はノー…

監修者が解説、特別展「化石ハンター展」の見どころ、100年前の“史上最大級”の探検

10月10日(月・祝)まで、東京の国立科学博物館(上野)で特別展「化石ハンター展−ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣−」が開催中です。ゴビ砂漠を恐竜化石の一大産地に押し上げた化石ハンターからヒマラヤの超大型獣まで、特別展の主な見どころについて、監修者である国立科学博物館名誉研究員の冨田幸光氏に語ってい…

『進化思考』における間違った進化理解の解説: かめふじハカセの本草学研究室

本屋で表紙を見かけたときにちょっと気になったものの、「たぶん進化生物学的に見るところはないだろう」と思いスルーしていた1冊に太刀川英輔(著)『進化思考』があった。その後、そんな本が出版されたことはすっかり忘れていたのだが、TL上に「『進化思考』批判」という学会発表の動画が流れてきた(『進化思考』批…

キツツキは脳とか大丈夫なの? 研究者「大丈夫だけど、思ってた理由と違った」 – ナゾロジー

キツツキは1秒間に20〜25回ものスピードで木をつつきますが、それによって脳を痛める様子はまったくありません。 これは専門家にとって長年の謎であり、可能性としては「くちばしと頭蓋骨の間に”衝撃吸収材”があり、それが脳を守っている」という説が有力視されてきました。 このアイデアは、アメフトのようなコンタクト…

なぜ?名古屋駅前に突如現れた「野菜畑」が消えた 市の担当者「植えた本人と会えまして」スイカは収獲まで待つ

なぜ?名古屋駅前に突如現れた「野菜畑」が消えた 市の担当者「植えた本人と会えまして」スイカは収獲まで待つ 名古屋駅前の植え込み“畑” 収穫間近の夏野菜が… 6月、巨大ターミナル・名古屋駅の真ん前で歩道脇の植え込みを覗いてみると、ナスにトマト、ピーマンなどの夏野菜がたわわに育っているのが見つかった。 この…

「キツツキは秒速20回とかいうスピードて木の幹をつつくがどうやって脳を保護しているのか?」と研究した結果→「そんなもん無い」

ultraviolet @raurublock 「キツツキは秒速20回とかいうスピードて木の幹をつつくが、衝撃で脳にダメージを負わないのか?」という問題、従来は「頭蓋骨にショックアブソーバがあるのでは」と推測されてたが、どうも「そんなもん無い」「単に脳が小さいから助かってるだけ」っぽい sciencealert.com/new-research-c… 202…

ホホジロザメは体色を変えられるとの報告、獲物に近づくためか?

バハカリフォルニア半島沖のグアダルーペ島生物圏保護区で泳ぐホホジロザメ。(PHOTOGRAPH BY THOMAS P. PESCHAK, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 300本もののこぎり状の歯で獲物を襲い、体重は2トンにも達する巨大なサメ「ホホジロザメ(Carcharodon carcharias)」。今回、さらに興味深い特徴として、体の色を変えられる…