7月10日、イタリアのモンツァ・サーキットでWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』の決勝レースが行われ、アルピーヌ・エルフ・チームの36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール)が優勝。開幕戦セブリング1000マイルレースに続く、今季2勝目をマークした。
【順位結果】2022年WEC第4戦モンツァ 決勝
7月10日、イタリア・モンツァで開催されているWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間』の決勝レースが行われ、アルピーヌ・エルフ・チームの36号車アルピーヌA480・ギブソン(アンドレ・ネグラオ/ニコラ・ラピエール/マシュー・バキシビエール組)が総合優勝を飾った。2位となった8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)とのギャップは、わずか2秒762。アルピーヌの優勝は開幕戦セブリング以来、今季2度目だ。
■2022年WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間 決勝暫定結果
序盤からプジョーとトヨタにトラブル。前半戦首位のグリッケンハウスにはペナルティ【第4戦モンツァ3時間経過時点】
イタリアのモンツァ・サーキットで行われているWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』は、現地時間15時(日本時間22時)にスタートから3時間が経過。レースはLMGTEアマクラスの車両によるクラッシュと、バリアの修復のため、セーフティカーが導入されている。
レースは現地時間12時に晴天のもとスタート。ポールポジションからスタートしたグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMHが順調にレースをリードするなか、その背後ではいくつかのトラブルが。
【途中経過】2022年WEC第4戦モンツァ 決勝3時間後
7月10日、イタリア・ミラノ郊外のモンツァ・サーキットで、WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの決勝が行われている。正午にスタートしたレースの折り返し、3時間が経過した現在は、マイク・コンウェイが乗り込んだTOYOTA GAZOO Racingの7号車トヨタGR010ハイブリッド(コンウェイ/小林可夢偉/ホセ-マリア・ロペス組)が、セーフティカーランのなかで総合首位を走行中だ。スタート時からハイパーカークラスをリードしてきた708号車グリッケンハウス007 LMH(グリッケンハウス・レーシング)は、直前のピットインで順位を落とし総合2番手となっている。
■2022年WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ 決勝3時間後途中経過
ハイブリッドは「使わなくてもタイムは変わらない」と小林可夢偉。トヨタが置かれたBoPの厳しい現状/第4戦モンツァ
7月10日、WEC第4戦モンツァ6時間レースは、決勝日を迎えた。気温の上昇が予想されるなか、現地時間正午のスタートを前に、トヨタGAZOO Racingのチーム代表兼7号車ドライバーを務める小林可夢偉と、8号車の平川亮が、現地からリモート形式の取材に対応。新たに登場したライバルであるプジョー9X8への印象や、現在のBoP(性能調整)の状況などを交えつつ、決勝への展望を語った。
前年の激闘の再現を期待するポルシェとフェラーリ。「コルベットが強い」との見方も/WECモンツァ
ポルシェとフェラーリのLMGTEプロチームのドライバーたちは、7月10日に決勝レースが行われるWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間で、両メーカーが激しいバトルを繰り広げた昨年と同じように、見る者を興奮させる戦いを再現したいと語っている。
昨年のWECモンツァではケビン・エストーレ/ニール・ジャニ組92号車ポルシェ911 RSR-19(ポルシェGTチーム)が、ジェームス・カラド/アレッサンドロ・ピエール・グイディ組51号車フェラーリ488 GTEエボ(AFコルセ)を逆転するかたちで勝利を収めた。2台のマシンはレース中に長い間接近戦を繰り広げたが、AFコルセの戦略が裏目に出てフェラーリがレース終盤に燃料補給を要したため、ポルシェに逆転優勝を許している。
初の女性ポールシッター誕生。プジョー9X8の富士でのラインアップetc.【WECモンツァ予選日Topics】
7月9日、イタリア北部のモンツァ・サーキットではWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの予選が行われた。ポールポジションを奪ったのは、ハイブリッド非搭載のル・マン・ハイパーカー(LMH)、708号車グリッケンハウス007 LMHだった。
■大量のブレーキダストに不安を抱えるグリッケンハウス
ポールポジションは獲得したものの、ロマン・デュマはモンツァでのグリッケンハウスのブレーキ摩耗に「明らかに苦労している」ことを認めている。
【動画】2022年WEC第4戦モンツァ 予選ハイライト
7月9日にイタリア、モンツァ・サーキットで実施されたWEC世界耐久選手権第4戦モンツァの予選を振り返るダイジェスト動画が、シリーズ公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/FIAWEC)で公開されている。
土曜の予選日に行われた決勝のスターティンググリッドを決するセッションでは、この週末好調の708号車グリッケンハウス007 LMH(グリッケンハウス・レーシング)が全体の最速タイムを記録し、2022年シーズン2度目のポールポジションを獲得した。2番手には前戦ル・マン24時間でポール・トゥ・ウインを達成した8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)が入り、開幕戦セブリング1000マイルを制し選手権のトップに立っている36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が続いている。
トヨタ、予選は2&4番手「僅差で競い合えるのは素晴らしいこと」と小林可夢偉/第4戦モンツァ
7月9日(土)、イタリアのモンツァ・サーキットで開催されたWEC世界耐久選手権第4戦『モンツァ6時間レース』の予選で、トヨタGAZOO Racingは8号車GR010ハイブリッドが2番手、7号車が4番手につけた。
セバスチャン・ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮組の8号車は、ハートレーがアタックを担当。ポールポジションを獲得した708号車グリッケンハウス007 LMHから0秒919遅れとなる1分36秒335を記録し、フロントロウを確保した。マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペスの7号車GR010ハイブリッドは可夢偉がアタックし、8号車から0秒584差の4番手タイムを記録している。
赤旗終了の予選でグリッケンハウスがポール獲得。トヨタ8号車が2番手確保/WEC第4戦モンツァ
7月9日、イタリア・ミラノ郊外のモンツァ・サーキットにおいてWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースの予選が行われ、ロマン・デュマがアタッカーを務めたグリッケンハウス・レーシングの708号車グリッケンハウス007 LMH(デュマ/オリビエ・プラ/ピポ・デラーニ組)がポールポジションを獲得した。8号車トヨタGR010ハイブリッド(TOYOTA GAZOO Racing)がフロントロウの2番手、36号車アルピーヌA480・ギブソン(アルピーヌ・エルフ・チーム)が3番手に続くトップ3オーダーとなっている。
午前中から実施された2度のプラクィスを経て迎えた予選は現地17時30分、気温29.9℃/路面温度50.5℃、ドライコンディションのなかでスタートした。