7月18〜19日、静岡県の富士スピードウェイにおいて、JRP(日本レースプロモーション)は、第5回となるカーボンニュートラル開発テスト(次世代車両開発テスト)を実施した。ホンダエンジン搭載の“白寅”、トヨタエンジン搭載の“赤寅”の2台のSF19開発車両が、それぞれ塚越広大と石浦宏明の手によってドライブされ、さまざまなテスト項目を評価した。
F1のノウハウも。ホンダエンジンの白寅号が2種類の排気管で“音の違い”を確認/次世代車両開発テスト
7月18日、全日本スーパーフォーミュラ選手権第6戦から一夜明けた富士スピードウェイで、次世代車両の開発テストがスタート。前回のスポーツランドSUGOではTCDが“赤寅号”で排気音テストを行ったが、今回はHRCが新しい排気パイプを用意し、テストに臨んだ。
排気音試験に「お、これは速いぞ」と石浦宏明。CN燃料は3種類目を投入/SF次世代車両テストSUGO
6月20〜21日、第4回となるスーパーフォーミュラの次世代車両開発テストが宮城県のスポーツランドSUGOで行われ、2日間・計8時間にわたってホンダエンジン、トヨタエンジン搭載の2台のSF19開発車両が、それぞれ塚越広大、石浦宏明のドライブにより走行した。
赤寅号が“8気筒排気音”を試す。ホンダ佐伯氏の「熱いリクエスト」でより高音に/SF次世代車両開発テスト
2022年の全日本スーパーフォーミュラ選手権第5戦が行われたスポーツランドSUGOで、次世代の車両開発のためのテストがスタート。2台のSF19テスト車両を用い、話題を呼んでいる“排気音テスト”をはじめ、初日からさまざまなテストメニューが実施された。
レースウイーク中は気温30度に達するほどの暑さとなったが、テスト初日の6月20日(月)も、それを凌ぐほどの強い日差しが照りつけた。
この日は、10時~12時、14~16時の2セッションを実施。途中、小動物がコースに侵入したため、午前と午後それぞれで1度ずつセッション中断となる場面があったが、2台ともクラッシュなくプログラムをこなしていった。