「最年少コンビの底力をしっかりと見せることができた」と宮田莉朋【第4戦GT500決勝会見】

 富士スピードウェイで開催された2022スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』。8月7日に行われた決勝レースを終え、GT500クラスで優勝を飾ったKeePer TOM’S GR Supraのサッシャ・フェネストラズと宮田莉朋が決勝日を振り返り、次戦への展望を語った。

悲劇のパンクで首位陥落のグッドスマイル 初音ミク AMG。片岡龍也「左フロントには“最大の敬意”を払っていたのに」

 8月7日に富士スピードウェイで行われたスーパーGT第4戦。GT300クラスではレース前半から首位に立ち、独走体勢に入っていたグッドスマイル 初音ミク AMGが、終盤に入ってまさかのパンクに見舞われた。そこに至るまでは極めて順調にレースを運んでいた彼らに、何が起きていただろうか。

 レース後、悲痛な雰囲気の漂うピット裏で、悲劇の主人公となってしまった片岡龍也に話を聞くことができた。

■第1スティントを終え“タイヤを守る”ことに集中

上位陣に相次ぐトラブル。終盤の名バトルを制しSUBARU BRZ R&D SPORTが今季初優勝【第4戦GT300決勝レポート】

 8月7日、スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』の決勝レースが静岡県の富士スピードウェイで行われ、上位陣に相次いでトラブルが発生する展開のなか、予選2番手スタートのSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が終盤の激しいバトルを制し、逆転で今季初優勝を飾った。2位はGAINER TANAX GT-R、3位はUPGARAGE NSX GT3となった。

KeePer宮田&フェネストラズ、GT500最年少コンビが第2戦の雪辱を果たす待望の初優勝を飾る【第4戦決勝レポート】

 約2カ月ぶりのシリーズ再開となった2022年のスーパーGT第4戦、富士スピードウェイでの100周/450kmの長距離勝負となったGT500クラス決勝は、序盤からトップ3圏内を堅守し、後半ダブルスティントで抜群の集中力を発揮した37号車KeePer TOM’S GR Supraのサッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋組がGT500初優勝を獲得。2位に12号車カルソニック IMPUL Z、3位には終盤までレースを支配し続けた24号車リアライズコーポレーション ADVAN Zが入り、ニッサン/ニスモとしても富士で2台を表彰台に送り込んだ。

【順位結果】2022スーパーGT第4戦富士 決勝

 8月7日、2022スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』の決勝レースが富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはKeePer TOM’S GR Supra(サッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋)が優勝を飾った。2位にはカルソニック IMPUL Z(平峰一貴/ベルトラン・バゲット)、3位にはリアライズコーポレーション ADVAN Z(佐々木大樹/平手晃平)が続いた。

 GT300クラスはSUBARU BRZ R&D SPORT(井口卓人/山内英輝)が制し、2位にGAINER TANAX GT-R(安田裕信/石川京侍)、3位はUPGARAGE NSX GT3(小林崇志/太田格之進)という結果になっている。

GTA坂東代表が2023年のレース距離とその課題に言及。今後のコロナ対策と平常化への方向性も明かす

 スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションは8月7日、第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』が開催中の富士スピードウェイで定例記者会見を開き、坂東正明代表が2023年に予定されるイベントにおける決勝レース距離や、今後の新型コロナウイルス感染対策などについて言及した。

【タイム結果】2022スーパーGT第4戦富士 ウォームアップ走行

 8月7日、2022スーパーGT第4戦『FUJIMAKI GROUP FUJI GT 100Lap RACE』のウォームアップ走行が富士スピードウェイで行われ、GT500クラスはWedsSport ADVAN GR Supra(国本雄資/阪口晴南)、GT300クラスはLEON PYRAMID AMG(蒲生尚弥/篠原拓朗)がトップタイムを記録した。

スーパーGT2023年導入予定の次世代燃料テスト、第4戦鈴鹿後の開催を延期。ウクライナ情勢による納入遅れが要因

 スーパーGT第4戦富士の日曜日に行われたGTアソシエイション(GTA)の定例会見で、坂東正明代表は次戦、第5戦鈴鹿のレース翌々日に予定していたテストのキャンセルを発表した。このテストでは2023年から導入する化石燃料を一切使用しない、カーボンニュートラル・フューエルによる全車テストを予定していた。現在のウクライナとロシアによる情勢により、船の到着が遅れていることが要因だという。

ピット間違えもなんのその。ペナルティ確実ながら完全復活の気配見えたZENT GRスープラ【第4戦富士GT500予選】

 今回の第4戦富士ですでに3基目のエンジンを搭載することになり、日曜のレースではペナルティストップが確実な38号車ZENT GRスープラ。それでも予選Q1では石浦宏明がトップタイムをマークし、予選Q2では立川祐路が4番手タイム。公式練習の6番手から、今回の富士ではどのセッションでも上位に入る好調さで、これまでの低迷を払拭するパフォーマンスを見せている。そのZENTの立川に今回の好調の要因を聞いた。