エバンス「いい走りができたが、対抗できなかった」/WRC第7戦エストニア デイ3後コメント

 東欧エストニアで開催されているWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』は7月16日、競技3日目のSS10~18が行われ、デイ2を総合首位で終えたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が引き続きラリーをリード。トップのポジションを維持したまま最終日へと駒を進めた。そんなデイ3を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

トヨタ、デイ3も1-2維持「コンディションがカッレに合っている」とラトバラ/WRCエストニア

 7月16日、WRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』の競技3日目となるデイ3がエストニアのタルトゥを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTはカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)総合首位、エルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2番手を守り、ラリー最終日を前にワン・ツーを堅持している。

 午前中にタイヤのトラブルに見舞われたエサペッカ・ラッピ/ヤンネ・フェルム組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合7番手に後退した一方、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は、前日からふたつ順位を上げ総合5番手となっている。

【動画】角田裕毅とペレスが整氷車を駆る。世界で最も速いドライバーによる世界で最も遅いレース

 2022年F1第9戦カナダGPの開幕に先駆けて、モントリオールでタイムアタック対決に挑んだ角田裕毅(アルファタウリ)とセルジオ・ペレス(レッドブル)。しかし、ふたりに与えられたのは『世界一遅い車両』だった。

「世界で最も遅いクルマは?」と聞かれると、答えるのは案外難しいかもしれない。しかし、アイスホッケーを愛するカナダの人々ならすぐに「それは整氷車だ」と言うだろう。

GTWCアジア第3戦大クラッシュのYogibo Racingに“救世主”登場。前澤友作氏がフェラーリ貸し出し

 7月16日、鈴鹿サーキットでレース1/第3戦が行われたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第2ラウンド。ウエット路面のなか白熱のレースが展開されたが、ポールポジションからスタートしたものの、直後にヒットされクラッシュしたYogibo Racingのフェラーリ488 GT3 EVOは、リヤからタイヤバリアに激しくヒットしたこともあり、全損状態となってしまった。しかし一夜明けた17日のレース2/第4戦に向け、ある“救世主”が登場し、復活を遂げることになった。

ロバンペラの勢い止まらず、7SSで最速タイム。エバンスとの差を広げ最終日へ/WRCエストニア

 東欧エストニアで開催されているWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』は7月16日、競技3日目のSS10~18が行われ、デイ2を総合首位で終えたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が引き続きラリーをリード。トップのポジションを維持したまま最終日へと駒を進めた。

 ラリー・エストニアのデイ3は、サービスパークが置かれているタルトゥの南側に設定された4つのステージを各2回走行し、1日の最後にSS1の再走ステージとなるスーパーSS“タルトゥ2”の計9SSで争われた。

【順位結果】2022年WRC第7戦エストニア SS18後

 東欧エストニアで開催されているWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』は7月16日、競技3日目のSS10~18が行われ、デイ2を総合首位で終えたTOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が引き続きラリーをリード。トップのポジションを維持したまま最終日へと駒を進めた。日本人WRCドライバーの勝田貴元は、前日の総合7番手から5番手に順位を上げている。

■2022年WRC世界ラリー選手権第7戦ラリー・エストニア暫定結果 SS18後