『情報屋』平川亮。グリッケンハウスを襲った予兆なき「壊滅的」トラブル【WECモンツァ決勝後Topics】

 WEC世界耐久選手権の第4戦モンツァ6時間レースは、各クラスとも随所で激しいバトルが繰り広げられる展開となり、最終的にはアルピーヌ・エルフ・チームが今季2回目の総合優勝を遂げた。

 レースは3時間の折り返しを直前に、衝撃的なクラッシュでセーフティカーが導入される展開となった。

アルピーヌの速さに「本当に驚いた」とブエミ。8号車はトラブル時に油圧ブレーキを使用/WECモンツァ

 TOYOTA GAZOO Racingのセバスチャン・ブエミは、WEC世界耐久選手権のハイパーカー・クラスにおけるアルピーヌのフォームが、これまでのところ「非常に読みにくい」と感じている。

 ブエミ、平川亮、ブレンドン・ハートレーのトリオで2022年シーズンを戦う8号車トヨタGR010ハイブリッドは、第4戦モンツァ6時間レースで、アルピーヌA480ギブソンのマシュー・バキシビエール/ニコラ・ラピエール/アンドレ・ネグラオ組に次ぐ総合2位となった。