【角田裕毅F1第11戦密着】予定通りの準備で予選を迎えるも、Q3進出を逃す「タイヤが冷えたままアタックに入った」

 第4戦エミリア・ロマーニャGP以来、7戦ぶりにスプリントが開催される第11戦オーストリアGPでは、公式予選は土曜日ではなく、金曜日に行われる。

 したがって、予選へ向けた準備はフリー走行1回目の1セッションだけだ。この60分間のフリー走行で、角田裕毅(アルファタウリ)は、順調に周回をこなしていた。ミディアムタイヤを2セット、ソフトタイヤを1セット、合計3セットのニュータイヤを履いて、10番手のタイムを刻んでいた。フリー走行から積極的にニュータイヤを投入したことについて、角田は「予定通りのことで、うまくやれていたと思います」と、予選に向けて手応えをつかんでいた。

フェルスタッペンが0.029秒差でポール獲得「セクター3で挽回できた。スプリントでも強さを発揮できるはず」/F1第11戦

 2022年F1オーストリアGPの金曜予選で、レッドブルのマックス・フェルスタッペンはポールポジションを獲得した。

 Q3は2回赤旗が出る展開に。1回目の赤旗直前に、フェルスタッペンは暫定トップに立っていた。予選再開直後に再び赤旗となり、残り2分半での最後のアタックで唯一、1分4秒台に入り、2番手シャルル・ルクレール(フェラーリ)と0.029秒差で首位を守った。フェルスタッペンは土曜のスプリントを先頭グリッドからスタートする予定。

【動画】プジョー9X8がモンツァでWECデビュー。“ウイングレス”車両のオンボード映像が公開

 7月8日にイタリア、モンツァ・サーキットで開幕したWEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間。このイベントでWECハイパーカークラスにデビューを果たすフランスメーカーのLMHル・マン・ハイパーカー、『プジョー9X8』のオンボード映像がWEC公式YouTubeチャンネルとプジョーの公式チャンネルで公開されている。

 リヤウイングを排除した独創的なデザインを採用したことで注目を集めるプジョーの新車が、いよいよWECで走り出す。8日(金)に行われたフリープラクティス1回目は、2台のプジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)にとって最初の公式セッションとなった。同プラクティスでは93号車が全体の3番手タイムをマーク。94号車にはトラブルが発生した模様だが、ロイック・デュバルのドライブでクラス6番手タイムをマークしている。

プジョーが贈った『リヤウイング型チョコレート』への秀逸な返答。9X8のトラブル詳細は明かされず【WECモンツァ金曜Topics】

 シリーズ最大のイベントであるル・マン24時間レースを終え、WEC世界耐久選手権は今週末の第4戦モンツァから、後半戦へと突入している。7月8日金曜、モンツァでの走行初日には、午前中にトラックウォーク(コース下見)、そして15時30分からは90分間のフリープラクティス1のセッションが、暑さのなか行われた。

佐藤万璃音、FIA F2シルバーストンはトラブルに悩まされる「結果を残せるよう」レッドブルリンクへ

 7月1〜3日、イギリスのシルバーストンで行われたFIA-F2第7ラウンド。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は、不運なマシントラブルに見舞われ速さが結果に繋がらない週末に。レース1はリタイア、レース2は15位で終えることになった。

【動画】ホンダ、シビック50周年記念動画を公開。人に寄り添ったモノづくりと挑戦の歴史を振り返る

 7月8日、ホンダは2022年で初代モデルの発売開始から50周年を迎える『CIVIC(シビック)』シリーズを記念する動画を公式YouTubeチャンネルで公開した。

 1972年に日本で初代モデルが発売されたシビックは、ホンダ四輪車のなかで最も長い歴史を持つモデルだ。初代モデルに搭載された“CVCC”エンジンは、当時世界一厳しいと言われたアメリカの排出ガス規制(通称『マスキー法』)を世界で初めてクリアするなど、環境への取り組みをはじめ、人を中心に考えたパッケージングや走り、省エネルギーを高次元で両立したエンジン、操る喜びなど、ホンダを代表する四輪車のひとつとして、つねに時代を先駆ける技術と価値を提案し続けている。