今季2勝目を飾ったドゥーハン「しっかりとタイヤマネジメントできた」FIA F2第10戦ブダペスト レース1 トップ3コメント

 現地時間7月30日、2022年FIA F2の第10戦ブダペストのスプリントレース(決勝レース1)がハンガリーのハンガロリンクで開催され、アルピーヌ育成のジャック・ドゥーハン(ビルトゥジ・レーシング)がポール・トゥ・ウインで今季2勝目を飾った。2位はユーリ・ビップス(ハイテックGP)が、3位はエンツォ・フィッティパルディ(チャロウズ・レーシング・システム)がそれぞれ獲得している。

「勝つことができてうれしいね。スプリントレースだけど、しっかりとタイヤマネジメントできたと思う」とドゥーハンは自身のレースを振り返った。

レッドブル&HRC密着:逆転ポールを目指した矢先にパワーロストラブルが発生「何が起きたのか正確にはわからない」

 金曜日のフリー走行で4番手に終わったマックス・フェルスタッペンは、「ドライコンディションではフェラーリに対抗できないけど、土曜日は天気が下り坂らしいから、もし雨が降れば、面白くなるかもしれない」と語っていた。

 その言葉通り、土曜日のハンガロリンクは雨が降ったものの、それはフリー走行3回目まで。予選はドライコンディションでスタートした。そして、この60分の予選でレッドブルの2台は実力を出しきれないまま、不本意な結果に終わってしまった。

攻めの作戦もペースを上げられず15位の佐藤琢磨「もっと長いイエローが出てくれれば……」

 NTTインディカー・シリーズの第13戦は、今年2度目の開催となるインディアナポリス・モータースピードウエイのロードコースで行われるギャラガ―GP。

 先々週のトロントでは市街地コース、先週はアイオワでショートオーバルのダブルヘッダー、そして今週はインディのロードコースと過酷なスケジュールが続く。しかも今回はNASCARとの併催で2デイのサタデーレース。忙しさにも拍車がかかっている。

ペレス、混乱した予選でQ2敗退「抹消タイムが復活したが、すでに影響が出ていた」レッドブル/F1第13戦

 2022年F1ハンガリーGPの土曜予選で、レッドブルのセルジオ・ペレスは11番手だった。ペレスはQ2の最初のラップで1分18秒516を出したが、トラックリミット違反と判断されてこのタイムを抹消された。しかしその後、スチュワードは改めて見直した後、このラップタイムを復活させた。ペレスはアタックを続けたが、渋滞の影響もあって自己ベストを更新することができず、復活された1分18秒516で11番手となり、Q2で敗退した。

ロッシが復活の勝利。琢磨は作戦で上位を走るも15位に/インディカー第13戦インディアナポリス決勝

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されたNTTインディカー・シリーズ第13戦。30日に決勝レースが行われ、2番手からスタートしたアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が3年ぶりの勝利を飾った。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は一時は上位を走行するも15位に終わっている。

BMWローヴェがワン・ツー体制を築き、赤旗も挟んだレースを折り返す【スパ24時間 途中経過】

 7月30日にスタートが切られた第74回『トタルエナジーズ・スパ24時間』は決勝レースの折り返しとなる12時間が経過した。現地31日(日)4時45分を回った時点での総合首位はニッキー・キャツバーグ/アウグスト・ファーフス/フランク・イェロリー組98号車BMW M4 GT3(ローヴェ・レーシング)。総合2番手には同じくBMW M4 GT3の50号車(BMWジュニア・チーム・ウィズ・ローヴェ)がつけている。

 ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで、IGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦/GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第7戦として開催されている2022年のスパ24時間。66台のマシンがグリッドに着いた決勝レースは土曜日の16時45分、晴天の下ドライコンディションでスタートが切られた。