6月26日、WRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』の競技最終日、デイ4はSS14~17が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝。2022年シーズン4勝目をマークした。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合3位でフィニッシュし、ケニアで2年連続となる表彰台を獲得している。そんな今季第6戦の全日程を終えた3チームからドライバーコメントが発表された。
トヨタ、29年ぶり1-2-3-4フィニッシュ達成。ロバンペラが今季4勝目で選手権独走/WRC第6戦
6月26日、WRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』の最終日となるデイ4が、ケニアのナイバシャを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組が優勝し、2022シーズン4勝目を飾った。また、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合2位に、セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組は総合4位に入り、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから出場の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が総合3位表彰台を獲得したことで、4台のトヨタGRヤリス・ラリー1が今大会の1位から4位を独占した。
伝統のサファリ・ラリーの競技最終日は、ナイバシャ湖近くのサービスパークを中心に設定された3本のグラベル(未舗装路)ステージを午前と午後のループに分け、その途中にミッドデイサービスを挟んで各2回走行するフォーマットで実施された。
デイ3もロバンペラが首位キープ。3番手勝田を含めGRヤリス勢が1-2-3-4/WRC第6戦ケニア
6月25日、WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第6戦ケニアは競技3日目を迎え、同国のナイバシャを中心にSS8~13が行われた。TOYOTA GAZOO Racing WRTはカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組が総合首位を堅守し、チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組が総合2番手に。さらに、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから参戦の勝田貴元/アーロン・ジョンストン組が3番手、前日にパンクに見舞われ6番手に後退したセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組も総合4番手に順位を上げ、4台のトヨタGRヤリス・ラリー1がトップ4を占めた。
今季3戦目のグラベル(未舗装路)イベントとして行われている『サファリ・ラリー・ケニア』のデイ3は、SS合計距離150.88kmと今大会最長の1日。ナイバシャ湖近くのサービスパークを中心に、3本のグラベルステージを日中のサービスを挟んで各2回走行するかたちで進められた。
タナク「マシンを燃やしてしまうところだった」/WRC第6戦ケニア デイ3後コメント
6月25日、WRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』のデイ3はSS8~13が行われ、午後は降雨の影響で泥のステージでの戦いとなるなか、前日のデイ2で総合首位に立ったカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がリードを拡大している。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は表彰台圏内の総合3番手につけた。そんな今戦の競技3日目を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。
■Mスポーツ・フォードWRT
トヨタのロバンペラ、デイ2に首位浮上。勝田とエバンスが続きGRヤリスが1-2-3/WRC第6戦ケニア
6月24日、WRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』の競技2日目が、ケニアのナイバシャを中心に行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合首位に立っている。
チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合3番手、セバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合6番手につけた。また、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションから今戦に出場している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2番手につけ、トヨタ勢がデイ2終了時点でトップ3を占めている。
オジエ、パンクで首位陥落「もっとも警戒していたステージだった」/WRC第6戦 デイ2後コメント
6月24日、WRC世界ラリー選手権第6戦ケニアの競技2日目に設定されたSS2~7が行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が前日の総合11番手から首位に浮上。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合2番手につけた。そんな『サファリ・ラリー・ケニア』のデイ2を終えた各陣営からドライバーコメントが発表されている。
■Mスポーツ・フォードWRT
リシャール・ミル、WEC参戦終了オジエの後任を決定。2度のELMS王者シャタンを起用へ
リシャール・ミル・レーシングチームは6月23日、ル・マン24時間レース以降のWEC世界耐久選手権の残り3ラウンドに出場しないことを明らかにしたセバスチャン・オジエの後任ドライバーを発表。LMP2クラスを戦う1号車オレカ07・ギブソンのドライバーとして、ポール・ループ・シャタンと契約したことを明らかにした。
WRC世界ラリー選手権で通算8度のタイトルを獲得したオジエは今週火曜日、自身のTwitterでWEC富士を含むシリーズの2022年後半ラウンドに参加しないことを表明した。シグナテックが運営するチームと契約を交わしたシャタンは、ラリー王者の後任としてモンツァ、富士、バーレーンの3レースに参戦することになる。
サファリ連覇に向けトヨタのオジエが好発進。初日首位も「厳しい週末が待っている」/WRC第6戦ケニア
WRC世界ラリー選手権第6戦ケニアが6月23日に開幕した。同日、オープニングステージとして首都ナイロビ郊外のカサラニでスーパーSSが1本行われ、TOYOTA GAZOO Racing WRTのセバスチャン・オジエ/ベンジャミン・ヴェイラス組(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。総合首位に立った。チームメイトのエルフィン・エバンス/スコット・マーティン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合4番手、カッレ・ロバンペラ/ヨンネ・ハルットゥネン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合11番手でラリー初日を終えている。
また、TOYOTA GAZOO Racing WRTネクストジェネレーションからラリーに参戦している勝田貴元/アーロン・ジョンストン組(トヨタGRヤリス・ラリー1)は総合6番手につけた。
サファリラリー連覇を狙うオジエが初日首位。勝田貴元は1.9秒差の6番手/WRC第6戦ケニア
WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第6戦が6月23日、東アフリカのケニアで開幕した。26日まで続く競技の初日は、首都ナイロビ郊外のカサラニでスーパーSS(SS1)が行われ、前回大会の覇者であるセバスチャン・オジエ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマーク。初日の総合首位となった。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)はトップから1.9秒差の総合6番手につけている。
2021年限りでWRCフルタイムドライバーを引退したものの、今季もTOYOTA GAZOO Racing WRTからラリーに参加しているオジエ。“ライバル”の元9連覇王者セバスチャン・ローブ(フォード・プーマ・ラリー1)と同じく、今シーズン3度目のスポット参戦となった『サファリ・ラリー・ケニア』は昨年、8冠王者が優勝を飾っているラウンドであり今大会では連覇が懸かる。
セバスチャン・オジエ、WEC後半戦の不参加を表明「チャンスをくれたチームに感謝」
2022年にWEC世界耐久選手権デビューを果たしたたセバスチャン・オジエは、ル・マン24時間レース以降の残りのラウンドに参加しないことを表明。リシャール・ミル・レーシングチームのラインアップから外れることをソーシャルメディア上の声明で明らかにした。
WRC世界ラリー選手権で8度のワールドチャンピオンに輝き、今週はケニアで行われるWRC第6戦サファリ・ラリー・ケニアに、TOYOTA GAZOO Racing WRTからスポット参戦しているオジエ。彼は今月上旬に開催されたル・マン24時間を含む今季のWEC開幕3戦をLMP2チームで戦い、開幕戦セブリングでクラス12位、第2戦スパは8位、母国ラウンドとなったル・マンでは9位といずれも完走を果たした。