7月26〜31日、ベルギーのスパ・フランコルシャンで開催されたインターコンチネンタルGTチャレンジ第2戦/ファナテック・GTワールドチャレンジヨーロッパ第7戦、第74回『トタルエナジーズ・スパ24時間』の決勝レース。チームWRTの33号車アウディR8 LMSエボIIをドライブし2年目の挑戦を果たした富田竜一郎は、序盤のアクシデントでの遅れから挽回し、総合24位/クラス2位表彰台を獲得した。そんな富田にスパ24時間挑戦について聞いた。
バレンティーノ・ロッシ、2023年もGTWCヨーロッパ参戦を希望「将来的にはル・マンに出たい」
元MotoGPライダーのバレンティーノ・ロッシは、今季デビューしたファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ・パワード・バイ・AWSに、2023年も引き続き参戦することを期待しており、「90%」の確率で復帰することを明言している。
MotoGPで7度の世界チャンピオンに輝いたロッシは、今年初めてGTレースでフルシーズンを過ごし、チームWRTが運営する『アウディR8 LMSエボII』でスプリントカップとエンデュランスカップの両方に参戦中だ。
BMWがチームWRTとの契約を発表。LMDh車両で2024年WECハイパーカークラスに参戦へ
BMWは8月2日、2024年のWEC世界耐久選手権ハイパーカークラスにおいて、チームWRTがBMWのファクトリーLMDhプログラムを運営すると発表した。
この日の朝、チームWRTは13年にわたり手を組んできたアウディとの提携終了を発表していた。WRTは新たにBMWと契約を結び、現在開発中の『BMW MハイブリッドV8』をWECに投入、シリーズ制覇とル・マン24時間レースでの総合優勝を目指すことになる。
なお、WRTがLMDh契約に付随して、GTのレースプログラムもBMW M4 GT3へと移行させるかどうかは未定となっている。
チームWRT、13年にわたるアウディとの関係を2022年限りで終了へ。LMDhではBMWとタッグか
ベルギーのチームWRTは8月2日、2022年をもってGTレースにおけるアウディとのパートナーシップを終了すると発表した。2010年のチーム設立以来、13シーズンにわたってアウディのGTマシンを世界中で走らせ、アウディGTレースのの代名詞的存在ともなっていたWRTは、大きな節目を迎えることになる。
同チームはその声明のなかで、GT3やWEC世界耐久選手権での活動については継続し、「レースの旅の新たなチャプター(章)に取り組む」と付け加えている。
ロッシに再びペナルティ。フェラーリ296 GT3、テスト参戦の予定なしetc.【スパ24時間 予選後Topics】
7月28日から31日にかけて、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで“世界三大耐久レース”のひとつである『トタルエナジーズ・スパ24時間』が開催されている。今大会にまつわる各種情報を、決勝レースに向けたトップ20グリッドとポールポジションを決定する“スーパーポール”が行われた金曜のパドックからお届けする。
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スパ・フランコルシャンのトラックでスーパーポールが実施された7月29日(金)、同サーキットでSROの年次プレスカンファレンスが開かれ、2023年のIGTCインターコンチネンタルGTチャレンジ、GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ、同アメリカンシリーズのレーススケジュールが発表された。
初登場プジョー9X8に熱視線。BoP上は「グリッケンハウスが最速」とトヨタ技術首脳etc.【WECモンツァ木曜Topics】
7月7日、WEC世界耐久選手権は第4戦モンツァ6時間レースの走行前日を迎えた。イタリア北部、ミラノ郊外に位置するモンツァ・サーキットでは、うだるような暑さのなか、各陣営が車検やピットストップ練習などを行い、8日からの走行に備えていた。
王者アウディ32号車が週末2連勝。日曜はロッシがスプリント初のトップ5入り/GTWC第6戦
7月2~3日、イタリアのミサノ・サーキットでファナテック・GTワールドチャレンジ・ヨーロッパ第6戦が行われ、チームWRTの32号車アウディR8 LMSエボII(シャルル・ウィーツ/ドリス・ファントール組)が土曜のレース …