【動画】元F1王者ニコ・ロズベルグがエクストリームEマシンを初ドライブ。レベルの高さに大興奮

 2016年のF1ワールドチャンピオンであるニコ・ロズベルグが、自身が率いるエクストリームEチーム『ロズベルグXレーシング(RXR)』のプライベートテストに参加。オーナーとしてステアリングを握ったロズベルグは、初体験の電動SUV『オデッセイ21』の走りに大興奮の様子をみせた。

イタリアン・スター候補対決を制した、地元出身ダミアーノ・デ・トマソが初優勝/ERC第6戦

 7月23~24日にイタリアの首都で開催された猛暑のターマック(舗装路)イベント、2022年ERCヨーロッパ・ラリー選手権第6戦『ラリー・デ・ローマ・キャピタル』は、地元出身スペシャリストたちの饗宴を制したダミアーノ・デ・トマソ(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)がシリーズ初優勝を飾った。週末を支配したアンドレア・クルグニョーラ(シトロエンC3ラリー2)は、残り2SSでスロットル不調に見舞われ失意の5位に終わっている。

 前戦リエパヤ勝者のマルティン・セスク(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)が、引き続きチームMRFタイヤのシートを確保し、ERCで2冠を誇る大ベテランのジャンドメニコ・バッソ(ヒョンデi20 Nラリー2)や、シモン・カンペデッリ(シュコダ・ファビア・ラリー2エボ)らイタリア出身の実力派ドライバーが顔を揃えた首都ローマ決戦。

WRC日本ラウンド『ラリージャパン2022』SS観戦チケットが7月28日正午から発売開始

 11月10日から13日にかけて、愛知県と岐阜県で開催されるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』のSS観戦チケットが、インターネットチケット販売サイト『e+(イープラス)』を通じて7月28日(木)正午から発売開始となる。

 すでに販売がスタートしているサービスパーク(豊田スタジアム)への入場チケットに続いて売り出されるSS観戦チケットは、その名のとおり10日(木)から13日(日)にかけて、愛知、岐阜の両県で行われる各スペシャルステージ(SS)でラリーを観戦するための前売チケットだ。

ヒョンデが立ち直ることを信じるソルベルグ「僕らは皆、早く追いつきたいと思っている」/WRC

 ヒョンデ・モータースポーツのオリバー・ソルベルグは、現在WRC世界ラリー選手権で苦戦を強いられているヒョンデのラリーチームが、この状況から立ち直ることに「疑いの余地はない」との考えを示している。

 7月14~17日に開催されたシーズン第7戦『ラリー・エストニア』で総合13位となったソルベルグは、ふたたび厳しいラリーを過ごすことになった。しかし、その中ではステージ2番手タイムを記録するシーンもあり、彼にとって励みになっているようだ。

【動画】ヘリからラリーを見てみよう。0.1秒差で勝負が決したWRC若手ドライバー対決

 7月14日から17日かけて、東欧のエストニアで開催された2022年シーズン第7戦『ラリー・エストニア』の関連動画が、WRC世界ラリー選手権の公式YouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/user/wrc)で公開されている。ここでは、その中からふたつの動画を紹介する。

 ひとつめはラリー中継の国際映像でも頻繁に登場する、ヘリコプターによる空撮映像だ。常設サーキットや特設コースとは異なり、全長が10数kmから20kmを超えるラリーのSS(スペシャルステージ)ではコース脇のカメラでマシンを追い切るのは不可能。そこで活躍するのが空撮用のヘリコプターだ。

新型ファビアに改良版フィエスタも登場。熾烈なWRC2で使われるラリー2マシン【WRC Topic】

 局地的な降雨に見舞われたWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』の最終パワーステージ、SS24の途中まで最速だったのは、アンドレアス・ミケルセン駆るシュコダ・ファビア・ラリー2エボだった。天候と路面コンディションが味方したとはいえ、パワーで勝るラリー1ハイブリッド勢を上まわるタイムを刻んだのだ。

 最終的にはトヨタGRヤリス・ラリー1のカッレ・ロバンペラとエルフィン・エバンスにタイムを更新され3番手タイムだったが、彼らふたり以外のラリー1勢よりは速かった。フォーミュラでいえば、F2がF1より速く走ったようなものである。

【動画】2022WRC第7戦エストニア ダイジェスト

 7月14から17日にかけて、東欧のエストニアでWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』が行われ、トヨタのカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)が優勝した。21歳のフィンランド人が早くも今季5勝目を飾ったこのイベントのダイジェスト動画が、シリーズのYouTube公式チャンネルをはじめ、ヒョンデ、トヨタの各オフィシャルチャンネルで公開されている。

 次戦のフィンランドと合わせて超高速グラベル(未舗装路)イベント連戦の第1ラウンドとなった、エストニアでのラリーは、連日のように局地的豪雨が路面コンディションを悪化させ選手たちに試練を与えた。

J SPORTS、2022年鈴鹿8耐決勝を完全生中継。スーパーGTとWRCも含めた優勝予想キャンペーンも

 7月22日、国内最大スポーツテレビ局のJ SPORTSは8月7日に三重県の鈴鹿サーキットで開催される『2022 FIM世界耐久選手権(EWC)第3戦“コカ・コーラ”鈴鹿8時間耐久ロードレース第43回大会』決勝レースを生中継/ライブ配信すると発表し、同日開催のスーパーGT、WRC世界ラリー選手権も含めた優勝予想キャンペーンを実施する。

データ上は改善もドライバーの印象は「違和感なし」単純比較ができず、効果が見えづらいWRCカーのアップデート

 7月14日から17日にかけて、東欧エストニアで開催されたWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』。既報のとおり、超高速グラベル(未舗装路)ラリーであるこのラウンドに向け、TOYOTA GAZOO Racing WRTはシリーズ最高峰を戦うマシンである『トヨタGRヤリス・ラリー1』にアップデートを投入した。具体的には、改良されたエンジンと新型リヤウイングが採用されているが、この変化についてラリー後のオンライン・グループインタビューに応じた勝田貴元に話を聞いた。

 自身5度目の出場となったラリー・エストニアで初めて完走を果たし、総合5位フィニッシュにより開幕戦からの連続入賞回数を「7」に伸ばした勝田。彼がドライブするトヨタGRヤリス・ラリー1にも、今回ほかの3台と同様にアップデートが入った。

2022年開幕のフル電動最高峰クラス“RX1e”の開幕が、8月のノルウェー戦に延期へ/WorldRX

 今季2022年より、電動最高峰“RX1e”クラスの導入を予定するWorldRX世界ラリークロス選手権は、本来7月末に予定されていたドイツ・ニュルブルクリンクでの栄えある開幕戦を延期する決断を下し、各参戦チームが新時代に備えるため最大限の時間を確保する方針を選択。8月13~14日にスケジュールされていたノルウェーのヘル戦が、新たなオープニングイベントに指定された。

 これにより、ドイツはダブルヘッダー戦とした上で11月のシーズンフィナーレに移動し、10月19~20日の週末には2015年から毎年WorldRXを開催してきたスペインのバルセロナでの、こちらもダブルヘッダー戦が追加されている。