ヤリ・フッツネン、Mスポーツからラリー1デビューへ。WRC第8戦フィンランドに参戦

 2020年シーズンのWRC3チャンピオンであるヤリ・フッツネンが、8月4~7日に開催されるWRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・フィンランド』に、Mスポーツ・フォードWRTのフォード・プーマ・ラリー1で参戦することが発表された。

 母国でラリー1デビューを果たすことになったフッツネン。28歳のフィンランド人ドライバーは昨年11月にMスポーツに加入して以来、WRC2クラスでフォード・フィエスタ・ラリー2を駆り、優勝1回を含む3度の表彰台獲得と合計10回のステージウインを達成している。

『WRC10』Switch版にオンライン対戦や協力プレイが可能になるパッチが配信

 3gooは7月7日、本格ラリーレーシングゲーム『WRC10 FIA世界ラリー選手権』のNintendo Switch版において、最大8人のオンライン対戦やローカルでの協力プレイが楽しめるパッチを同日より配信すると発表し …

【動画】トップギアのクリス・ハリスが“ハイブリッド時代”の最新WRCカーをテストドライブ

 イギリスBBCの人気自動車番組『Top Gear(トップギア)』の司会者であるクリス・ハリスが、2022年シーズンのWRC世界ラリー選手権にデビューした『フォード・プーマ・ラリー1』のステアリングを握った。このテストド …

エクストリームE第2戦を前にエキサイト・エナジー・レーシングがドライバー変更。シャイダーとモリナーロが実戦へ

 ワンメイクの電動オフロード選手権『エクストリームE』に初年度から参戦するエキサイト・エナジー・レーシングは、7月6~7日と同9~10日にダブルヘッダー戦が予定されるイタリア・サルディニア島での2022年第2戦“Isla …

トップドライバーが「怖い」と口を揃える恐怖の“フェシュフェシュ”その正体【WRC Topic】

 先日トヨタが歴史的な1-2-3-4フィニッシュを飾ったWRC世界ラリー選手権第6戦サファリ・ラリー・ケニアでは、多くのドライバーが「このステージはフェシュフェシュが酷くて大変だった」とコメントをしていた。何ともかわいらしい響きのワードだが、クルマと選手にとっては、恐ろしい「灰色の粉」なのだ。

 フェシュフェシュ(fesh-fesh)というのは、目の細かいパウダー状の砂が堆積した状態の路面を示す。ダカールラリーではお馴染だが、WRCではそれほど頻繁には出てこない路面だ。

【動画】ヒヤリシーンやアクシデントで振り返るWRC第6戦サファリ・ラリー・ケニア

 6月23~26日に開催されたWRC世界ラリー選手権第6戦ケニア。19年ぶりに復活した2021年の大会に続き、今大会も“サファリ・ラリーらしい”サバイバルの様相を呈したイベントのポイントとなったシーンや、あわやのシーンをまとめたクリップ集がWRCの公式YouTubeチャンネルで公開されている。

 カッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がシーズン4勝目を飾り、彼の所属するTOYOTA GAZOO Racing WRTが歴史的な1-2-3-4フィニッシュを達成して幕を閉じたサファリ・ラリー・ケニアは、戦前から多数のアクシデントが起きることが予想され、それが裏切られることはなかった。

現地でも続いたカイゼン。WRCケニアで3位入賞の勝田貴元「壊れないクルマを作ってくれたチームに感謝」

 6月23日から26日にかけて、東アフリカのケニアで開催されたWRC世界ラリー選手権第6戦『サファリ・ラリー・ケニア』において、日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)が総合3位表彰台を獲得した。2年連続でポディウムフィニッシュを果たしたイベント後、オンラインでの合同取材に応じた勝田は、過酷なラリーを耐え抜く強いクルマを作ってくれたチームを誇りに思うとともに、感謝の気持ちが大きいと語った。

 自身2度目となるWRCの表彰台を獲得したラリーのあと、「チームとしての強さが際立った」と今戦を振り返った勝田の言葉が示すとおり、彼が所属するTOYOTA GAZOO Racing WRTはこのケニアでチーム初、トヨタとしては1993年以来、29年ぶりとなる1-2-3-4フィニッシュを達成している。

ERCラトビア戦に元WRCワークス経験者ヘイデン・パッドンが参戦。ヒョンデi20 Nラリー2をドライブ

 7月2~3日のラリー・リエパヤでシーズン後半戦を迎える2022年のERCヨーロッパ・ラリー選手権だが、東欧ラトビアでの1戦を前にエントリーリストが公開され、WRC世界ラリー選手権でファクトリードライバーも務めたヘイデン・パッドンの参戦が明らかに。地元ニュージーランド国内でも引き続き関係を維持するヒョンデ・モータースポーツの支援を受け、自らが率いるパッドン・ラリースポーツ・グループ(PRG)からのエントリーでヒョンデi20 Nラリー2をドライブする。