パフがポール・トゥ・ウインで4勝目。GTDはトップ車両が最終ラップでガス欠の波乱/IMSA第9戦

 7月16日、IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権第9戦『FCPユーロ・ノースイースト・グランプリ』がアメリカ・コネチカット州のライムロック・パークで行われ、パフ・モータースポーツの9号車ポルシェ911 GT3 R(マット・キャンベル/マシュー・ジャミネ組)が総合優勝を飾った。

 1周1.53マイル(約2.462km)のショートサーキットを舞台に行われた今戦は、GTDプロとGTDの2クラスのみが参加する“GTオンリー・イベント”のひとつ。この第9戦にはプロクラス5台、プロ・アマ10台の都合15台がエントリーした。

プジョー9X8、WEC富士前にもテスト実施へ。2023年のカスタマーへの供給は「歓迎」

 WEC世界耐久選手権第4戦モンツァ6時間レースで新型ル・マン・ハイパーカー『9X8』をデビューさせたプジョーは、2023年のWECとル・マン24時間レース参戦に向けたカスタマーチームや、追加資金をもたらすスポンサーを「歓迎する」としている。

GTWCアジア第4戦はSC続出の荒れた展開に。コメット・レーシングのNSXがAmクラスで初の総合優勝

 7月17日、鈴鹿サーキットでファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSの第2ラウンドレース2/第4戦が行われ、セーフティカー4回の荒れた展開のなか、2回目のセーフティカーのタイミングをうまく使いピットストップを行った辻子依旦/山﨑裕介組コメット・レーシングのホンダNSX GT3が優勝を飾った。

GTWCアジア第3戦大クラッシュのYogibo Racingに“救世主”登場。前澤友作氏がフェラーリ貸し出し

 7月16日、鈴鹿サーキットでレース1/第3戦が行われたファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第2ラウンド。ウエット路面のなか白熱のレースが展開されたが、ポールポジションからスタートしたものの、直後にヒットされクラッシュしたYogibo Racingのフェラーリ488 GT3 EVOは、リヤからタイヤバリアに激しくヒットしたこともあり、全損状態となってしまった。しかし一夜明けた17日のレース2/第4戦に向け、ある“救世主”が登場し、復活を遂げることになった。

GTワールドチャレンジ・アジア第3戦鈴鹿は混乱のなかカーガイ・レーシングのフェラーリが大逆転勝利

 ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWSは7月16日、第2ラウンドの決勝レース1となる第3戦が三重県の鈴鹿サーキットで行われ、ウエットから少しずつ乾いていく難しいコンディションのなか、後半スティントにスリックタイヤを選択したカーガイ・レーシングの木村武史/ケイ・コッツォリーノ組777号車フェラーリ488 GT3が逆転優勝を飾った。

アキュラの新型LMDh『ARX-06』がシェイクダウン。フロント部分の画像は公開されず

 アキュラが2023年のIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権に投入する新型LMDhマシン『ARX-06』は、そのシェイクダウンをフランスで完了した。HPD(ホンダ・パフォーマンス・デベロップメント)が、ソーシャルメディア上で初走行の模様を動画で公開している。

2022 ファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア第2ラウンド鈴鹿 参戦全車総覧

 7月15〜17日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第2ラウンド。今回から日本チームで争われる『ジャパンカップ』に参戦するチームが加わり、香港、オーストラリア、ニュージーランドとアジアからの7台のエントリーを含む25台が参戦するが、7月14日(木)から走行がスタートしている。ひさびさに日本で目にすることができるエキゾチックなカラーリングの車両を含め、参戦する25台を写真でご紹介しよう。

BMW、LMDh車両『M ハイブリッドV8』のエンジン画像を公開。共通MGUにはポルシェ同様トラブルも

 7月14日、BMWは2023年にデビュー予定の新型LMDh車両『BMW M ハイブリッドV8』に搭載されるエンジン『P66/3』の画像を公開、合わせて開発状況を明らかにした。

 6月6日にその外観などが正式発表されているBMW M ハイブリッドV8は7月末にヨーロッパで走行テストを開始し、その後アメリカに移ってデビュー戦となるIMSAウェザーテック・スポーツカー選手権開幕戦のデイトナ24時間に向けて準備を重ねることになる。

■クラス1エンジンの流用は“耐久性”で断念

元WGPライダーの青木拓磨がBMW M2 CSレーシングでGTワールドチャレンジ・アジア富士戦に参戦へ

 7月14日、元二輪WGPライダーで、24歳の若さで脊髄を損傷し下半身不随となった青木拓磨が、7月22〜24日に富士スピードウェイで開催されるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第3戦に、Regal Top Racing with TAKUMAから高橋裕史と組みBMW M2 CSレーシングで参戦することになった。

ダイワグループがBMW M2 CSレーシングを投入し社員チームでGTWCアジア第3戦富士に参戦へ

 7月14日、東京都調布市のダイワグループは、ダイワグループおよび傘下の企業の社員で構成されるDGMS(ダイワグループモータースポーツ)として、7月22〜24日に富士スピードウェイで開催されるファナテック・GTワールドチャレンジ・アジア・パワード・バイ・AWS第3戦にBMW M2 CSレーシング参戦すると発表した。