【順位結果】2022年WRC第7戦エストニア SS1後

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン第7戦『ラリー・エストニア』が7月14日に開幕した。開催地のエストニアでは同日朝からシェイクダウンが行われた後、20時半過ぎからタルトゥのショートステージでスーパーSSが行われ、Mスポーツ・フォードWRTのクレイグ・ブリーン(フォード・プーマ・ラリー1)がトップタイムをマーク。SS1を終えた時点での総合トップに立っている。日本人WRCドライバーの勝田貴元(トヨタGRヤリス・ラリー1)は首位から0.9秒差の7番手につけた。

■2022年WRC世界ラリー選手権第7戦ラリー・エストニア暫定結果 SS1後

愛知・岐阜で開催のWRCラリージャパン2022、競技スケジュールが発表。チケット詳細も

 7月15日、ラリージャパン事務局は、2022年11月10日から13日にかけて、愛知県と岐阜県の両県で開催される『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の競技スケジュールと追加のチケット情報を発表した。

 WRC世界ラリー選手権の2022年シーズン最終戦として開催されるラリージャパン。2020年、21年の開催中止を経て迎える今秋の大会は、ラリーの拠点となるサービスパークが置かれる豊田スタジアムでのセレモニアルスタートを皮切りに、10日(木)から13日(日)までの4日間で全19本のSSで争われることが明らかになった。

トヨタのラッピ、シェイクダウン最速。コースオフの勝田車はSS1に向け修復中/WRC第7戦エストニア

 7月14日、2022年シーズンWRC世界ラリー選手権第7戦『ラリー・エストニア』が開幕。現地木曜の朝から行われたシェイクダウンで、TOYOTA GAZOO Racing WRTのエサペッカ・ラッピ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がトップタイムをマークした。

 超高速グラベル(未舗装路)イベントであるラリー・エストニアの競技初日となった14日は弱い雨が落ちるなか、9時過ぎから全長6.23kmのテストステージ“アビサーレ”で競技前のセッションであるシェイクダウンが行われた。

母国ラリーでも「余計なプレッシャーはない」とタナク/2022WRC第7戦エストニア 事前コメント

 WRC世界ラリー選手権における超高速グラベル(未舗装路)ラリー2連戦の最初イベント、シーズン第7戦『ラリー・エストニア』が7月14日から17日にかけて、東欧エストニアで開催される。昨年の大会ではカッレ・ロバンペラ(トヨタGRヤリス・ラリー1)がWRC史上最年少優勝記録を打ち立てたエストニア・ラウンドの開幕に先立ち、シリーズの最高峰クラスを戦うMスポーツ・フォード、ヒョンデ、トヨタの3チームからドライバーたちの事前コメントが発表されている。

■Mスポーツ・フォードWRT

ラリージャパン2022の“案内書”ラリーガイド1が公開。一部スケジュールが明らかに/WEC

 7月11日、ラリージャパン事務局は、2022年11月10~13日に愛知県と岐阜県で開催されるWRC世界ラリー選手権第13戦『フォーラムエイト・ラリージャパン2022』の案内書となる“ラリーガイド1”は公式ホームページ(https://rally-japan.jp/)で公開した。

 ラリーガイド1は、主催者がラリーイベントの開催概要を選手や関係者向けに案内するための公式文書。大会の概要をはじめ、スケジュールやエントリー方法、参戦時に必要な手続きなどが示されている。

「いくつ違いが分かる?」トヨタGRヤリス“サファリ・ラリー仕様”【WRC Topic】

 さあ、ここで問題です。今季デビューしたトヨタGRヤリス・ラリー1のサファリ仕様は、前戦サルディニア(イタリア)仕様とどこが違うでしょう? 30秒以内にお答えください……。

 もし、この超難問クイズに答えられたなら、あなたは真のGRヤリス・ラリー1ファンに違いない! その昔、サファリ・ラリー仕様といえば川を渡ってもエンジンが水を吸い込まないようにするための“シュノーケル”、万が一動物たちがぶつかってもクルマが壊れないようにするための“アニマルガード”、そして観客や動物に注意を喚起するための“ウイングライト”といった装備がマストだった。自分も含めたオジサンやオバサマたちは、そのカッコよさにしびれ、「自分のクルマもいつかサファリ仕様にしたい」と夢見ていたものだ!?

ヤリ・フッツネン、Mスポーツからラリー1デビューへ。WRC第8戦フィンランドに参戦

 2020年シーズンのWRC3チャンピオンであるヤリ・フッツネンが、8月4~7日に開催されるWRC世界ラリー選手権第8戦『ラリー・フィンランド』に、Mスポーツ・フォードWRTのフォード・プーマ・ラリー1で参戦することが発表された。

 母国でラリー1デビューを果たすことになったフッツネン。28歳のフィンランド人ドライバーは昨年11月にMスポーツに加入して以来、WRC2クラスでフォード・フィエスタ・ラリー2を駆り、優勝1回を含む3度の表彰台獲得と合計10回のステージウインを達成している。

『WRC10』Switch版にオンライン対戦や協力プレイが可能になるパッチが配信

 3gooは7月7日、本格ラリーレーシングゲーム『WRC10 FIA世界ラリー選手権』のNintendo Switch版において、最大8人のオンライン対戦やローカルでの協力プレイが楽しめるパッチを同日より配信すると発表し …

【動画】トップギアのクリス・ハリスが“ハイブリッド時代”の最新WRCカーをテストドライブ

 イギリスBBCの人気自動車番組『Top Gear(トップギア)』の司会者であるクリス・ハリスが、2022年シーズンのWRC世界ラリー選手権にデビューした『フォード・プーマ・ラリー1』のステアリングを握った。このテストド …

トップドライバーが「怖い」と口を揃える恐怖の“フェシュフェシュ”その正体【WRC Topic】

 先日トヨタが歴史的な1-2-3-4フィニッシュを飾ったWRC世界ラリー選手権第6戦サファリ・ラリー・ケニアでは、多くのドライバーが「このステージはフェシュフェシュが酷くて大変だった」とコメントをしていた。何ともかわいらしい響きのワードだが、クルマと選手にとっては、恐ろしい「灰色の粉」なのだ。

 フェシュフェシュ(fesh-fesh)というのは、目の細かいパウダー状の砂が堆積した状態の路面を示す。ダカールラリーではお馴染だが、WRCではそれほど頻繁には出てこない路面だ。