M87銀河の中心の電波観測データを独立に再解析|国立天文台(NAOJ)

今回の再解析で得られた楕円銀河M87の中心の電波画像。左上の図で示すブラックホール周辺の拡大図では、「コア構造」(中央下寄りの赤い円形部分)と「ノット構造」(中央右と右下のやや縦長な部分)が見られる。広域の図では、画像の右上に向かって伸びるジェット構造が見られる。なお、右端の赤い点はリアルな存在では…

日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」探査機が第2回水星スイングバイを実施

【▲ 日欧の水星探査ミッション「ベピ・コロンボ」の探査機が2022年6月23日に撮影した水星(Credit: ESA/BepiColombo/MTM)】 2022年6月23日、欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)の水星探査ミッション「BepiColombo(ベピ・コロンボ)」の探査機が水星に接近し、2021年10月以来となる2回目の水星スイング…

1日でサイズが2倍になる巨大黒点が地球の方を向いている、電話回線やネットが遮断される可能性も

地球側に存在する太陽黒点は、通信障害などを引き起こす太陽フレアを発生させることがあります。NASAの科学者によると、「AR3038」と呼ばれる太陽黒点が3日間にわたり毎日2倍のサイズに膨れ上がっていると報告しており、大規模な太陽フレアが発生する可能性が日ごとに高まっています。 Giant sunspot points toward Eart…

総務省|報道資料|「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会報告書(案)」に対する 意見募集の結果及び報告書の公表

総務省は、「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」(座長:草野 完也 名古屋大学宇宙地球環境研究所所長)の報告書を公表します。 総務省は、宇宙天気予報に関して観測・分析能力や対処の在り方等を検討するため、令和4年1月から「宇宙天気予報の高度化の在り方に関する検討会」を開催してきました。 今般、…

ブラックホール級にヤバい宇宙の怪物「マグネター」とは?

by European Southern Observatory 宇宙では人類の想像を超える現象や天体がしばしば見つかっており、その中でも特に有名なのが光さえも脱出できないほどの重力を持ち、極端な潮汐力(ちょうせきりょく)で近づくだけでバラバラにされてしまうブラックホールです。ブラックホールと同様に、「近づくと体を構成する原子が針…

光のリングは幻だった? ブラックホール「世界初の画像」に異論:朝日新聞デジタル

ブラックホールの姿を初めてとらえたとして、国立天文台などの国際研究チームが発表した画像について、同天文台の別の研究者らが異論を唱えている。データを再解析したところ、ブラックホールの証拠とされた「光のリング」はなかったという。 同天文台によると、論文は専門誌アストロフィジカル・ジャーナルに掲載される…

「どこの地図でしょう?」 国土地理院が出題したクイズがなんとも不思議 「危機の海」「虹の入り江」などファンタジーな地名がたくさん

「どこの地図でしょう?」 国土地理院(@GSI_chiriin)が出題したクイズがなんとも不可思議です。地図上にはファンタジーに登場しそうな地名がたくさんで……え、これ実在する場所なの? ファンタジーの世界の地図かな? 地図は、陸地にぐるりと周囲をかこまれた、入り江のような場所……のようにも見えますが、「危機の海…