原因不明のマシン不調に苦しむJuju。ステアリングが曲がった状態で予選アタックを敢行/Wシリーズ通信第5戦

 F1第13戦ハンガリーGPの予選後、初めて走ったハンガロリンクについて感想を求めると、Juju(野田樹潤)は「うーん……」と深いため息をついた後、「いや、もう……」と言っていまにも泣き出しそうな表情で天を仰いだ。じつはJujuはこの日、フリー走行から原因不明のマシンの不調に悩まされていた。

「フリー走行から全然、まともに走ることができませんでした。とにかく、真っ直ぐ走らない」

荒れたウエット戦を制したアルピーヌ育成のコレが初優勝【順位結果/FIA F3第6戦ブダペスト レース1】

 7月30日、2022年FIA F3第6戦ブダペストの決勝レース1(スプリントレース)がハンガリーのハンガロリンクで開催され、ウエットコンディションのなか、アルピーヌ育成のカイオ・コレ(MPモータースポーツ)がFIA F3初優勝を飾った。

ローゼンクヴィストが今季2度目のポール獲得/インディカー第13戦インディアナポリス予選

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第13戦。29日に行われた予選は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)が今季2度目のポールポジションを獲得した。

 佐藤琢磨(デイル・コイン・レーシング・ウィズ・リック・ウェア・レーシング)は、予選Q1で敗退し18番手から決勝レースに挑む。

琢磨はQ1敗退【順位結果】インディカー第13戦インディアナポリス予選

 インディアナポリス・モータースピードウェイのロードコースで開催されているNTTインディカー・シリーズ第13戦。29日に行われた予選は、フェリックス・ローゼンクヴィスト(アロウ・マクラーレンSP)が今季2度目のポールポジションを獲得した。

岩佐歩夢がFIA F2初ポールポジション獲得。佐藤万璃音は15番手【順位結果/第10戦ブダペスト予選】

 7月29日、2022年FIA F2第10戦ブダペストの公式予選がハンガリーのハンガロリンクで開催され、ホンダ&レッドブル育成の岩佐歩夢(ダムス)が最速タイムを記録し、自身初の決勝レース2のポールポジションを獲得した。

スモリアーが最速。牛島リースはトラックリミット違反に泣く【順位結果/FIA F3第6戦ブダペスト予選】

 7月29日、2022年FIA F3の第6戦ブダペストの公式予選がハンガリーのハンガロリンクで開催され、アレクサンダー・スモリヤー(MPモータースポーツ)が最速タイムを記録。31日に行われる決勝レース2のポールポジションを獲得した。

佐藤万璃音、FIA-F2ル・キャステレ戦は9位/リタイア「次に繋がる内容だったと信じて」次戦へ

 7月22〜24日、フランスのポール・リカールで行われたFIA-F2第9ラウンドのル・キャステレ戦。佐藤万璃音(ビルトゥジ・レーシング)は、レース1で9位入賞を果たしたものの、攻めたレース2では接触。リタイアを喫する結果となった。

超高速オーバルはホンダのアルドゥソが制覇。トヨタ、ルノーと3ブランドが表彰台に/STC2000第7戦

「南米最速、最高峰のFFツーリングカー選手権」ことスーパーTC2000(STC2000)の第7戦が、7月23~24日にサンタフェ州ラファエラに位置する超高速トラックで争われた。

 恒例の土曜スプリントこそ新生アクシオンエナジー・スポーツSTC2000のエース、リオネル・ペーニャ(ルノー・フルーエンスGT)が制したものの、僚友マティアス・ミラ(ルノー・フルーエンスGT)がポール発進を決めた日曜ファイナルでは、前戦スプリントで自身約1年ぶりの勝利を挙げたプーマ・エナジー・ホンダ・レーシングのファクンド・アルドゥソ(ホンダ・シビックSTC2000)が逆転勝利。

 2位にはTOYOTA GAZOO Racing YPFインフィニアのジュリアン・サンテロ(トヨタ・カローラSTC2000)が、3位には弱冠17歳のイグナシオ・モンテネグロ(ルノー・フルーエンスGT)が続き、ホンダ、トヨタ、ルノーがポディウムを分ける結果となった。

元F1ドライバーのダニール・クビアト、インディアナポリスでNASCARカップシリーズ初参戦へ

 長年レッドブル/トロロッソ、アルファタウリのドライバーとしてF1を戦い、フェラーリやアルピーヌでも開発兼リザーブを歴任したダニール・クビアトが、今週7月30~31日に“聖地”インディアナポリスで開催される2022年NASCARカップシリーズ第22戦『ベライゾン200・アット・ザ・ブリックヤード』で、自身初のストックカー・デビューを飾ることが発表された。

 急転直下、いきなり北米最高峰への挑戦を決めたクビアトは、インディアナポリスのロードコースでチーム・ヘイズバーグ・バイ・ローム・ブラザーズ・レーシングが用意する26号車のトヨタ・カムリをドライブし、チームのレギュラードライバーであるロリス・ヘゼマンズの27号車フォード・マスタングとともに聖地での週末に挑む。

Jujuを悩ませたセッティング変更。クラッシュ続発の決勝で活かせずも、トップドライバーと競り合う/Wシリーズ通信第4戦

 Wシリーズの第4ラウンド、フランス大会。30分間のフリー走行を14番手で終えたJuju(野田樹潤)は、手応えをつかんで午後7時25分から始まる予選へ向けて、コーチとともにマシンの調整を行った。

 しかし、予選が始まり、アタックするためにコースインすると、マシンは自分が描いていたイメージとは違った感触になっていた。